説明要旨

更新日: 2009年11月27日

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2010年3月期 第2四半期決算説明会(2009年11月6日)

ボールベアリングの利益率は月を追って改善していますので、今の所は大きな心配はしておりません。むしろ、在庫が非常に危険な水域に達しており、かつてない在庫回転率まで絞られてきています。その為、この年明け1月からは月2億個を生産するよう準備を進めています。

一方で、今までは「より良いものをより安く」という戦略の元に品質の高い製品を作ってきました。しかし、リーマンショック後の世の中の動きを見ていますと、中国等の新興市場を中心に低価格量産品市場が拡大してきました。これは、製品にそこまで品質は求めないで、それよりもこの位の価格水準で、このくらいの品質でというような世の中のニーズが見過ごせない状況になってきていると考えています。

この低価格量産品市場への戦略的参入の検討をいたします。まずは中国のベアリングメーカーが納めている中国クリーナーメーカー向けを狙っていこうと思っています。

なぜそういう事が出来るのかと言いますと、イギリスのベアリング工場を閉めた為、その製造設備を上海ボールベアリング工場に移設したため、上海工場の生産能力が格段に上がっています。この工場の増産による原価低減があります。

また、低価格量産品市場に対しては中国製の部材を使っていきます。

1992年から中国でボールベアリングの製造・販売を行っていますが、やっとかなりの減価償却が進んできました。来期よりも再来期と減価償却費の低下が効いてきます。それから、様々な間接費用の削減を行っています。こういった施策を通じ、低価格量産品市場に参入していきたいと思っています。

加えて、中国のボールベアリングメーカーの買収も検討したいと思っております。

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