説明要旨

更新日: 2009年11月27日

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2010年3月期 第2四半期決算説明会(2009年11月6日)

電子機器事業セグメントの第2四半期の売上高は、第1四半期に比べて32億円、11.4%増加の307億円となりました。世界同時不況により前期第3四半期から販売が減少していましたが、前期第4四半期を底に、第1四半期、第2四半期と販売は回復を続けています。

営業利益段階では、第1四半期に比べて14億円改善し、4億円の損失となりました。第1四半期に続き第2四半期も販売が増加しており、また、様々なコスト削減策の効果も現れてきております。既に9月単月では黒字化しました。

製品別では、HDDスピンドルモーターの第2四半期売上高は、前年同期比では31%の減少でしたが、第1四半期比では23%増加しました。前年同期比では販売数量が大きく減少したことと、円高などの為替変動が影響しました。しかし販売の減少は前期第4四半期と第1四半期で底を打ち、第2四半期は、高付加価値製品である2.5インチHDD向けの販売数量が大きく増加し、製品ミックスの改善が進みました。利益面では、生産数量の増加や、製品ミックスの改善、コスト削減などの結果、第1四半期に比べ赤字が大幅に縮小しました。第3四半期には更なる販売数量の増加が見込まれており、更なる業績改善を見込んでいます。

情報モーターの第2四半期売上高は、前年同期比では世界同時不況の影響が大きく、38%の減少でしたが、第1四半期比では主要製品の販売数量が増加し、9%の増加となりました。利益面でも、主にファンモーターやステッピングモーターで販売数量の増加に伴う収益改善が進み、第1四半期比で赤字が大きく縮小しました。既に9月単月では黒字化しています。今後とも販売の回復、製品ミックスの改善、コスト削減、効率化に努めていきます。

キーボードの第2四半期の売上高は、前年同期比では40%の減少でしたが、第1四半期比では13%の増加となりました。利益面でも、販売数量の増加に伴い、第1四半期比では赤字が大きく縮小しました。更なる収支改善に向け、コスト削減、品質改善を押し進めていきます。

エレクトロデバイスの第2四半期売上高は、前年同期比10%の減少でしたが、第1四半期比では20%の増加となりました。競合他社の撤退・縮小や市場の回復により小型LEDバックライトの販売が大きく増加しております。利益面でも、第1四半期に比べ黒字が拡大しています。尚、LEDバックライトにつきましては、第3四半期にはさらに販売が拡大する見込みであり、生産能力の増強を行います。

スピーカーの第2四半期売上高は、前年同期比50%の減少、第1四半期比では13%の増加となりました。昨年9月にタイでの自社生産を終了し、100%外注委託生産へ移行したものの、市場の縮小による売上の減少により、利益面では引き続き若干の赤字でした。

計測機器の第2四半期売上高は、前年同期比で26%の減少、第1四半期比で15%の減少となりました。これは、ゲーム機向け製品販売がピークアウトしてきたことが主な要因です。売上の減少に伴い、利益も第1四半期に比べ減少しました。

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