これは新戦略の2番目で、QCDSにEとSを加え、語呂合わせでQCDESSとしています。
カーボンニュートラルは、避けられない、人類に対する使命と考えています。当社としても、カーボンニュートラルにどのように対応していくのかということが非常に重要です。これからは、カーボンニュートラルに貢献できない製品は市場から駆逐されていくと思います。
ベアリングを例にとりますと、その精度を徹底的に上げて差別化をしていきます。従来の0.02ミクロンという公差を、その3倍くらいの精度にしていくと、それによってモーターを回したときのエネルギーをさらに削減できます。こうした取り組みは、ベアリング技術に加えてアナログ半導体技術も一緒になって実施していきます。
これができるようになると、当社の製品競争力が非常に高くなっていきます。モーターだけでなく、ベアリングも半導体も外部に売れるようになる、こういう成長戦略です。これを徹底していきたいと思っています。
詳しくは11月の決算発表で、データとあわせてご説明したいと思います。