昨年は状況が見通せない状況でしたので中期計画をアップデートすることができませんでしたが、今年はこのようにアップデートさせていただきます。
来期のドライバーは、まず航空機が後半から戻ってくると思っています。
次にステルスを含めたいろいろな新しいビジネスが、毎年入ってきます。
3番目に、3本槍プラス1と呼んでいる、ベアリング、モーター、アナログ半導体とOISを中心とした継続的な成長で、売上高で1,000億円以上の成長を見込んでいます。
さきほど営業利益の実力値は1,000億円と申し上げました。機械加工品は航空機向けが戻らなくても四半期あたり100億円プラス、これに航空機が戻ると520億円。電子機器はLEDバックライトか減少しても250億円。ミツミはアナログ半導体が前期に100億円を超え、今期も社内的には150億円を期待できる状況にあることに加えて、OISやゲームその他で300億円。これにユーシンの80億円をあわせて、そこから本社経費150億円を引いたイメージとなります。
前期と同様に、この数字に航空機関連と部品不足による生産低迷といったストレスをかけると今期の数字が算定できるかと思います。いまのところ為替も良い状態で引き合いも強いですので、今期は高いレベルが期待できると考えています。