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2008年3月期 決算説明会(2008年5月8日)
モーター事業は長い間赤字事業として問題でありました。事業の再構築を行い、利益化を図る取り組みを行ってきました。HDDスピンドルモーターだけは積み残してきていますが、事業の再構築はほぼ終了したと判断しています。今後はここに示しています次への課題をクリアーし、成長軌道へ乗せ加速してゆく取り組みを行います。モーター事業全体で見ても、ファンモーターがその牽引役となります。
ステッピングモーターはマグネットの開発と連携をし、新たな開発へと進めます。市場としては、今後車載モーター市場が大きな目標になり、この市場にはレゾルバとDCブラシモーターが当面狙いを大きく定めることになります。DCブラシレスモーターは次世代のモーター事業の中心になると考えます。技術開発の拠点である浜松工場にDCブラシレスモーター部隊を集結し、将来へ備えることとしています。
HDDスピンドルモーターは、2008年3月期末で単月利益化を目標に進めてきましたが果たせませんでした。外的要因がかなりあるとはいえ、目標を果たせなかったことは慚愧の思いであります。ただ、部品加工レベル、FDB製造レベルでは、計画に沿った結果を出しており、後は組立工程でのコストダウンと品質向上にあると、その目指すところは明確になっていますので、早期に利益化を図れる様、製造本部中心に全力を挙げた改善への取り組みを行います。
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