説明要旨
更新日: 2022年8月15日
2023年3月期 第1四半期決算説明会(2022年8月5日)
まず、ボールベアリングは非常に堅調で、去年は自動車向けベアリングが約14%、今年は約19%を超えるペースで伸びるという報告を受けています。自動車の生産台数の伸びは鈍化していますが、自動車1台あたりのベアリングの員数が伸びていて、さらにマーケットシェアも急激に上昇していると推測しています。我々の圧倒的な品質、供給力が、自動車マーケットできちんと認知されつつあることの裏返しだと思っています。
また、データセンター向けの減速についてご懸念の声もありますが、少なくとも我々のベアリングにおいてはまったく数字は落ちていません。今年の中国の固定資産投資額の統計をみますと、不動産は確かにマイナスでしたが、データ通信は今年度前半で約20%の伸びがあったと言われています。中国を中心としたデータセンター投資に大量のファンモーター、ベアリングが販売されていくということで、我々の足下では皆様のご心配するような事態にはなっていません。
一方で、航空機、特にエアバス関連が復調してきました。
今年は入り繰りがいろいろありますが、機械加工品は底堅く、営業利益で500億円を超えていくだろうと考えています。ボールベアリングでは、生産能力を3億6,500万個プラス500万個の3億7,000万個まで増強するための投資は実施されていて、この1~2年で機械加工品の一つの目標であった営業利益600億円を達成できると思っています。
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