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2012年3月期 第3四半期決算・新中期事業計画説明会(2012年2月3日)
2012年3月期第3四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比7.8%減の1,891億6,400万円、営業利益は61.6%減の69億300万円と、大幅な減収減益となりました。これは今期業績が東日本大震災、レアアースの高騰、史上最高水準の円高、タイの大洪水などによって大きなマイナス影響を受けたためで、新市場の開拓やコスト削減などの様々な努力も及びませんでした。
純利益は2億8,500万円の赤字となりました。これは、第3四半期に31億7,300万円の特別損失を計上したためです。
具体的には10月に発生したタイの大洪水により、タイにある5工場のうちロジャナ工場とナワナコン工場が被災し、HDDスピンドルモーターの一部の部品製造が困難となりました。直接の被害がなかった工場でも、洪水のピーク時には従業員の通勤が困難となり一時的な工場閉鎖や操業調整を余儀なくされました。こういった工場閉鎖や操業調整時の固定費など20億円を「災害による損失」として、第3四半期に特別損失に計上しました。
また、のちほど詳しいご説明をしますがキーボード事業に関わる「事業構造改革損失」など11億円も特別損失に計上しています。
また、為替の影響は円高傾向が続いたため、前年同期と比べ売上高でマイナス112億円、営業利益でマイナス5億円の影響があったと推計しています。
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