説明要旨

更新日: 2020年5月22日

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2020年3月期 決算説明会(2020年5月8日)

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次はどういう分野でアナログ半導体がよいのかということです。
ミツミにも半導体で注力する5分野というものがあったのですが、それはこの1番から5番でした。そして偶然ですがエイブリックにも5つの分野があって、単純に足すと10分野になるのですが、紫に塗られた1番と2番の電池、電源は重複しておりまして、両社の集中する分野です。
スライドでブルーで塗られているものはミツミ、ピンクで塗られているものはエイブリックになっております。オレンジの背景で描かれているのが従来のミネベアミツミにはない3分野で、これが補完関係が期待できるもので、医療・高圧、磁気センサー、クリーンブーストになります。
クリーンブーストは登録商標になるのですが、非常に面白い技術で、電池がないところで電気を増幅=ブーストさせることによって、電池がないセンサーでのセンシング情報を送ったりすることができます。我々は今社会インフラ関連のビジネスもやっており、いろいろなところに雨量計、温度計、湿度計、風量計などをつけて情報がとれるようにしているのですが、たとえばそれらを電源がないところにつけても近くのステーションに電波を飛ばすことができます。非常に少量の情報に限られますが、こういった面白い技術を持っています。
7番の磁気センサーですが、私ども垂直統合と申し上げておりますが、八本槍を相合わせてよりよい物を作るという意味で、エイブリックはホール素子の素晴らしい技術をもっていて、これがBLDCモーターに使われたり、エンコーダの回転の確度検知にも使われます。こういったこともありますので、エイブリックとの経営統合というのはミネベアミツミにいろいろな面で利益を与えるということは間違いないと思います。
エイブリックは千葉にあり、我々は三田におります。半導体は厚木と千歳にもありますが、近いところにもありますのでこれからいろいろな相合活動をやっていきたいと思っております。

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