説明要旨

更新日: 2020年5月22日

決算説明会(2020年3月期)に戻る

2020年3月期 決算説明会(2020年5月8日)

目次を見る

次に、各事業セグメントの状況について、まず機械加工品事業セグメントについてご説明します。
左側のグラフが年間の売上高の推移を、右側のグラフは棒グラフが営業利益、折れ線グラフが営業利益率を表しています。
売上高は、2020年3月期は1,809億円、前期と比べて4.0%の減少となりました。ボールベアリングの売上高は1,171億円、前期比で3.4%の減少となりました。ベアリングの数量は月平均1億8,900万個と前期に比べ3.6%減少となりました。用途別では、データセンター向けは通期では前年同期比で減少となりましたが、第3四半期以降は回復傾向が鮮明となっています。逆に自動車向けは通期では前年同期比で増加となりましたが、第4四半期の後半から徐々に減速傾向が見られます。ロッドエンド・ファスナーの売上高は393億円となり、前期比で4.4%の増加でした。ピボットアッセンブリーは245億円となり、前期比で17.0%の減少でした。なお、当社シェアは80%超を維持しており、新型コロナウイルスによる需要面への影響はあったものの、安定的に収益に貢献しています。
営業利益ですが、2020年3月期は399億円、営業利益率は22.0%となりました。これは、前期比で営業利益は16.5%の減少、営業利益率では3.4ポイントの低下となります。製品別では、ロッドエンド・ファスナーは前期比で増益、ボールベアリングおよびピボットアッセンブリーは減益となりました。
2021年3月期については、ボールベアリングは、サーバー向けの需要は明確な回復傾向にあります。民間航空機向けは、客先の生産調整の影響を受ける見込みです。自動車向けは、期の前半は需要減少の影響を受けるものの、徐々に回復に向かうと予想しています。ロッドエンド・ファスナーは、民間航空機の生産調整による影響を見込んでいます。ピボットアセンブリーはHDD市場の縮小に伴う需要減少を見込んでいます。

9ページ(全45ページ)

アドビシステムズ社のAdobe Reader®ダウンロードページへ PDF資料をご覧いただくにはAdobe Reader®が必要です。
お持ちでない場合は、左側のAdobe Reader®ダウンロードボタンをクリックし、アドビシステムズのウェブサイトよりインストールしてください。

ページの先頭へ戻る

Follow Us

Twitter Youtube