説明要旨

更新日: 2020年5月22日

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2020年3月期 決算説明会(2020年5月8日)

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ガイダンスを出すにあたって、どうやって500億円から600億円のレンジを出したのかについてご説明いたします。
今申し上げました通り、回復のシナリオをきちんと予測することはできませんが、この11年間、当社のCEOを務めた経験と肌感覚から、ストレスをかけるという方式を採っております。
去年の営業利益586億円から為替の変動を含めたすべての特殊要因を除いた場合、例えば昨年のドルバーツ計画レートは32.84でしたが、実際には30.96で終わりました。タイは4万人を擁する非常に大きな工場がありますのでこの2バーツは収益に大きな影響を与えておりました。これがいま32.5、このまえは33まで戻りました。私どもは今年のタイバーツの為替リスクのヘッジは終えましたので、そういった戻しをしたうえでストレスをかけました。機械加工品で約100億円、電子機器で約100億円、ユーシン等で50億円。ミツミはOISとゲームが順調ですのでだいたい同じと考えて、計250億円のストレスをかけました。
他方で、確度が非常に高い増益要因、たとえば後でご紹介いたしますエイブリックなどが最低40億円はあるだろうということで、差し引き600億円が私の個人的な着地点の中間値と思っています。しかしながら、今回は200年に一度の感染症ということで、リーマンショックよりも影響が大きいという話もありますので、制圧形態によって変わるとは思いますが、そこにさらに100億円のレンジを設けたものが今回の500億円から600億円という数字になります。
リーマンショックの時は、私どもの会社規模が小さかったことからレンジは100億円から140億円として第1四半期に発表しました。第2四半期にはそのレンジについて予想ができませんでしたが、第3四半期でレンジの真ん中である110億円の予想を示し、結果としては121億円、レンジの真ん中となりました。
今回どうなるかはわかりませんが、会社としては4~5倍の大きさになっておりますので、だいたい今申し上げたようなところ、あわよくば600億円に限りなく近いところで着地できればと思っています。
今お示しできるガイダンスはこのように大雑把なものとなり申し訳ありませんが、誰も今回の予想はできないと思いますので、ご容赦いただきたいと思います。

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