説明要旨

更新日: 2020年5月22日

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2020年3月期 決算説明会(2020年5月8日)

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機械加工品ですが、ベアリングは全く心配しておりません。波はありますがベアリング需要は着実に伸びていきますし、当社の競争力には揺るぎないものがあります。ただ、お客様の工場が止まればベアリングも出荷できませんので、お客様が100%稼働にならなければその分売上が落ちることは仕方ないことだろうと思います。
むしろこれから注視していかないといけないことは航空機関連です。エアライン各社が財務的に弱りつつある中で、また人々が海外旅行や国内異動を控えている国がたくさんある中で、航空機が売れるかどうかという懸念はあると考えています。
ここで参考のためにお示ししたいことは、我々の米国の航空機関連の子会社の内訳をみると、25%は防衛関連をやっていて、今日現在で全く影響を受けていないということがあります。また14%は医療関係で、例えばレントゲンに使われるエックスレレイチューブなどは注文がどんどん増えていてどちらかというと増産傾向にあります。民間航空機は全体の6割くらい、そのうち40%強が減少すると想定すると、約25~30%くらいの影響を受けざるを得ないだろう、しかも2年くらいはかかるだろうと思っていますが、どのくらいで航空機需要が戻るのかを断言するのはまだ少し早いかと考えております。
中国などを見ても、外出したい、どこかに行きたいという人間の欲求はライフスタイルが変わってもなかなか変わらないと思われますので、新しい薬が開発されるなどで安全が担保されれば元に戻っていくだろうと思っています。ですからこのあたりは注視をしていく、とお話させていただければと思います。

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