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2016年3月期 決算説明会（2016年5月10日）
ミツミ電機さんとの経営統合ですが、3月30日に最終契約を行いました。その翌日から独占禁止法のクリアランスの申請を各国に出しており、日本、アメリカ、ドイツなどの先進国では既にクリアランスを頂戴しました。今残っているのは、韓国と中国だけという状況です。特に大きな問題は無い訳ですから、目算では7月ぐらいまでに承認がいただけるだろうと思っています。それまでの間は、規制によってミツミ電機さんと積極的な統合へ向けた活動をすることができませんので、できるだけ早く中国、韓国の残りのクリアランスを得たいということです。
この1月から3月にかけてミツミ電機さんのいろいろな拠点を回ってきました。そのときに思ったのは、我々の製造の力をミツミ電機さんに移植することによって、ミツミ電機さんの製造現場は、生産性を含めてかなり改善ができそうだということです。メリハリをつけた事業ポートフォリオを再構築することによって、ミツミ電機さんが再び大きな利益を上げていく会社になるということが十分期待できます。また、我々は様々な製品を開発していますが、そこにミツミさんの力が借りられるだろうと期待しています。今は、来年の3月17日に経営統合ができるという予定ですべてのことを進めていますので、今回は3ヵ年計画をお示ししていません。来年時期が来たら、ミツミ電機さんの事業をもっとよく見たうえで、今後3ヵ年の計画をお示ししたいと思っています。
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