説明要旨

更新日: 2016年5月20日

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2016年3月期 決算説明会(2016年5月10日)

次に、各事業セグメントの状況についてですが、機械加工品事業セグメントの2016年3月期の売上高は、前期比5.2%増の1,638億円となり、営業利益は2.9%増の409億円となりました。営業利益率は0.6ポイント低下し24.9%となりました。
ボールベアリングの売上高は、前期比11.3%増の974億円となりました。これは、自動車やファンモーター向けを始めとして高級消費財向けを中心に幅広い分野で旺盛な需要が続き、外部販売数量が月平均1億5,500万個と、前期に比べ7%増加したためです。利益も増加しました。2017年3月期も、引き続き外部需要の増加が続く見込みで、売り上げは円高で目減りするものの、増益を計画しています。
ロッドエンド・ファスナーでは、民間航空機生産が堅調な事業環境を受けて、売上高は前期比5.6%増の321億円となりましたが、利益ほぼ横ばいでした。2017年3月期については、好調な業界環境が続き、当社の生産性改善も期待できるものの、ドル安想定のため減収減益となる見込みです。
ピボットアッセンブリーの売上高は前期比9.5%減の343億円となりました。当社はHDDの主要部品であるピボットアッセンブリーで7割強のシェアを持っていますが、そのHDD市場が、PC需要の縮小により2割近い数量減少に見舞われたため、売上が減少しました。当社は高い市場シェアを生かしてコスト削減に努めました。2017年3月期については、PC需要の低迷とHDD市場の縮小が続くと見て、減収減益を見込んでいます。

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