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2022年3月期 第2四半期決算説明会(2021年11月5日)
上半期は非常に堅調に推移したと思っています。半導体不足、サプライチェーンのロックダウン、物流の停滞、資材の高騰など多くのマイナス要因がありましたが、何とか跳ね返すことができました。コストダウンや生産性改善など、これまで真摯に取り組んでいた施策が功を奏したと評価しています。9月には、売上高が月次として過去最高となる1,000億円をついに超えました。これは社長就任時からすると考えられない額で本当にうれしく思います。当社では、COVID-19で工場が完全に閉鎖するということはありませんでしたが、従業員の出勤制限などの事情で稼働が落ちることはありました。また、マスクや手袋といった備品を特別に用意する必要もありました。このようなCOVID-19に起因する影響が稼働損失や対策費を合わせて50億円程度、上半期で生じました。その他、半導体不足の影響で在庫が増えていることもあり、得べかりし利益も50億円程度あったと見積もっています。仮にこれらの影響がなければ550~560億円の営業利益は十分出せたものと考えます。
下半期について、為替レートは1ドル110円と想定しています。また、半導体不足は1月あたりから徐々に改善していくと想定しています。国内のある大手自動車メーカーでは今月の生産が過去最高になるという報道がある一方、もう少し半導体不足の影響が続きそうなところもあり、自動車業界はまだら模様です。これらを考慮すると、今期の営業利益900億円の予想は私としては十分保守的であると考えます。
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