説明要旨

更新日: 2013年11月19日

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2014年3月期 第2四半期決算説明会(2013年11月1日)

これまでお話したのは、これから2~3年後の成長ドライバーです。
来期どうするか、5本の矢が目的地に到達する前となる来期の話をさせていただきます。

来期はLEDバックライト売上を200億円増やします。今年の売上予定は600億円で、通常の季節性では今頃の時期から売上が落ちていくのですが、今年は全く落ちておらず、第3四半期も堅調に販売できそうです。引き合いが活発なため、設備投資して生産能力を増やします。社内の売上目標はさらに高いのですが、来期売上高を200億円増の800億円にする準備を進めています。携帯電話の薄型化が進むのに対し、バッテリーへの要求は高まっています。電池は簡単に薄くできないのですが、ミネベアの導光板がディスプレイをさらに薄型化します。超精密加工を標榜している当社が導光板を最新技術で、コンマ3ミリを切って量産できます。これは私どもにとって非常に力強い技術です。事業部からの報告では0.23ミリの厚さまでは導光板技術で対応できます。来年売上高200億円拡大には自信をもっています。

複合製品については残念ながら具体的な開発品の中身は申し上げられませんが、来期売上高は100億円の増加が見込まれます。TRDCが発足し、設計、検証し、製品化し、販売を始めたものが既に3ヶ月前に出てきました。数量はまだ小さいですが、このような引き合いは多い状況です。

航空機部品はシナジー効果もありますが、現在受注残が非常に多いため、生産効率のアップで来期は30億円ほどの売上増が見込めます。

数年間の時間をかけて開発してまいりましたターボチャージャー用のベアリングユニットが今期末からやっと市場に出ます。これは独子会社のマイオニックでデザインし、軽井沢工場で試作、検証し、タイで量産いたします。これはどちらかというと私どもというよりはマイオニックの技術ですが、業界では我々の技術は圧倒的に進んでいます。
これらの施策を進めることで売上4,000億円が視野に入ってきました。
以前2010年5月7日に発表した中期事業計画では2013年3月に売上高4,000億円、営業利益400億円という目標を掲げましたが、洪水、急激な円高、尖閣列島問題等があり、残念ながら前期は達成することができませんでした。来期は4,000億円の売上を狙える状況となってきました。営業利益はこれから精査し、しかるべきときに改めてお話をさせていただきます。

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