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2011年3月期 決算説明会(2011年5月10日)
HDD市場については年率15%前後の伸びを昨年想定し、当社だけでなく、部品各社が生産能力の増強を行いましたが、想定通りの市場の拡大は昨年度中には起こりませんでした。したがって、ピボットアッセンブリー事業が収益を押し上げるシナリオは実現しませんでした。
東日本大震災では、HDDスピンドルモーターなどが大きな影響を受けました。これはもともと販売数量が少ないうえに、あるモデルでお客様側でのICチップの入手が困難になったため約30%の数量ダウンがあり、収益に大きな影響を及ぼしました。また、HDDスピンドルモーターほどではありませんが、その他全般的に浅く広く影響を受け、3月だけで売上高で約20億円強、営業利益で約5億円から7億円の悪影響があったと思っています。
それに加え、赤字モーター事業の収益改善が遅れたのも事実です。アジア通貨高や、資材の高騰、中国の人件費大幅増などにより、我々のシナリオ以上のネガティブな収益インパクトがありました。
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