こちらはプレシジョンテクノロジーズセグメントの四半期ごとの推移です。
左側のグラフが四半期ごとの売上高の推移を、右側のグラフは棒グラフが営業利益、折れ線グラフが営業利益率を表しています。
第1四半期の売上高は479億円、前四半期から2.4%の減少となりました。
ボールベアリングの売上高は343億円、前四半期比で3.0%の減少となりました。外販数量は月平均で1億8,700万個、前四半期比で9.2%減でした。これは、主にデータセンター向けを中心とした市場減速によるものです。
ロッドエンド・ファスナーの売上高は97億円となり、前四半期比で0.7%の減少でした。
ピボットアッセンブリーは40億円となり、前四半期比で1.8%の減少となりました。
営業利益ですが、当四半期は82億円、営業利益率は17.1%となりました。
営業利益は前四半期比5.4%の減少となり、営業利益率では0.6ポイントの低下となります。
なお2023年3月期第4四半期の業績について、為替予約、その他構造改革費用などの特殊要因を除いた場合と比較すると、2024年3月期第1四半期の営業利益は前四半期比19.6%の減少となり、営業利益率では3.7ポイントの低下となります。
製品別では、ボールベアリングは減益、ロッドエンド・ファスナーは横ばい、ピボットアッセンブリーは前四半期比増益となりました。