説明要旨
更新日: 2022年2月15日
2022年3月期 第3四半期決算説明電話会議(2022年2月4日)
- 表紙
- 3Q連結業績サマリー
- 売上高、営業利益、営業利益率
- 3Q実績 11月時点業績予想からの差異
- 機械加工品事業セグメント
- 電子機器事業セグメント
- ミツミ事業セグメント
- ユーシン事業セグメント
- 親会社の所有者に帰属する四半期利益
- 棚卸資産
- ネット有利子負債、フリーキャッシュフロー
- 業績予想
- セグメント別業績予想
- 本日のポイント
- 開発体制の強化① 100周年(2051年)への布石
- 開発体制の強化② 社会的課題解決としての開発
- 開発体制の強化③-1 だから東京新拠点の設立
- 開発体制の強化③-2 東京新拠点の補足情報
- 開発体制の強化④ 関西新拠点(ORDC)の設立
- 来期のイメージ(営業利益1,000億円を超えていく)
- 将来の予測に関する記述
- 参考資料
このページは今日のメッセージのひとつになります。
まず、ページの下のほうのグラフのブルーのところ、「従来のトレンド」と書いてありますが2009年に私が社長に就任してから、M&Aとオーガニック成長で、売上高はCAGR11%程度で伸びてきています。これまでにも「世界のGDP成長とともに高級部品は売れる」という話をしてきました。可処分所得が増えると、健康で文化的な生活に対する嗜好が生まれて、高級品のニーズが高まっていく。そしてそれには高級な部品が使われるということです。中国はこの20年で目覚ましい発展を遂げていますし、またこれからはインド、アフリカも発展していくと思いますので、この「従来のトレンド」による成長のシナリオは不変です。
昨年、我々はQCDESSという新しい戦略を発表しました。このEはEco、EfficiencyのEですが、最近私はこれを「社会的課題」と言っています。これはどちらかというと先進国で話題になっている「新しいトレンド」で、エネルギー・環境・少子高齢化・災害対策といった問題になりますが、当社からはそれを解決するエッジデバイスがこれからどんどん出てまいります。
ここにもいろいろな例を載せていますが、例えば先月スペインのある町で41,000本分のスマートシティ無線ネットワークソリューション、またちょうど今日、関東のある県でも道路灯15,000本が採用されました。そのうち4,500本は6LoWPANでコネクティビティを実現しているものです。こういった社会的課題を解決していくには、必ずエッジデバイスがあって、そこには我々が培ってきたさまざまな要素技術を入れることができるだろうというのが最近の私の確信です。
この「新しいトレンド」が「従来のトレンド」の上に乗ってくるというイメージです。我々はこれをビジネスチャンスとして捉えて、社会的な課題にきちっと向き合って、必要なものを供給していきたいと考えています。製造ではこの13年にわたってかなりの生産性改善をしてまいりましたので、勝ち組になることができたと確信していますが、これから重要なことはいかに技術で勝っていくかだと考えています。この少子高齢化の日本の中で、優れた技術者をどれだけ集めて、方向性を示し、「相合」をきちんとやっていくことができるか。ここに焦点があると言って間違いないと思います。
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