説明要旨
更新日: 2018年5月25日
2018年3月期 決算説明会(2018年5月8日)
- 表紙
- 目次
- 業績の説明
- 経営方針と事業戦略
- 前期(18/3期)の総括
- 今期(19/3期)計画のポイント
- 中期事業計画 数値目標
- 機械加工品事業 数値目標
- ボールベアリング事業の戦略
- 自動車部品搭載率予測と世界自動車出荷予測
- 自動車1台当たりベアリング数量
- ベアリング需要:データセンター向け冷却ファン
- ベアリング需要:ドローン(無人航空機)
- 航空機部品事業の戦略
- ピボットアッセンブリー事業の戦略(HDD)
- 電子機器事業 数値目標
- モーター事業の戦略
- 中国テクニカルセンターの開設
- LEDバックライト事業の戦略
- 「MINEGE™」の戦略(センシングデバイス事業)
- ミツミ事業 数値目標
- 光デバイス事業・機構部品事業の戦略
- ミツミコア事業の戦略
- 新製品三羽烏
- 中期事業計画 セグメント別数値目標まとめ
- EBITDA/ネット有利子負債/フリーキャッシュフロー
- 株主還元策
- 将来の予測に関する記述
- 参考資料
次に、各事業セグメントの状況について、まず機械加工品事業セグメントについて説明します。
左側のグラフが年間の売上高の推移を、右側のグラフは棒グラフが営業利益、折れ線グラフが営業利益率を表しています。
売上高は1,764億円、前期と比べて13%の増加となり、過去最高となりました。なお、第3四半期からC&AとMach Aeroを、機械加工品事業セグメントの「その他」として新規連結しています。
ボールベアリングの売上高は1,059億円、前期比で13%の増加となりました。これは、データセンターのサーバーで使用されるファンモーター向けや自動車向けを中心とした幅広い分野での旺盛な需要が続き、外部販売数量が月平均1億9,000万個と前期に比べ11%増加したことによるものです。ロッドエンド・ファスナーの売上高は319億円となり、前期比で8%の増加でした。ピボットアッセンブリーは315億円となり、前期比で3%の減少でした。なお、当社シェアは80%超を維持しており、安定的に収益に貢献しています。
営業利益ですが、2018年3月期は427億円と過去最高を更新し、営業利益率は24.2%となりました。これは、前期比で営業利益は9%の増加、営業利益率では0.8ポイントの低下となります。なお、PPAの影響7億円を除いた場合、営業利益は434億円、営業利益率は24.6%となりました。
製品別では、ボールベアリングおよびピボットアッセンブリーは前期比で増益、ロッドエンド・ファスナーはわずかに減益となりました。
2019年3月期は、ボールベアリングは引き続き外部販売数量の増加が見込まれるため増収、またエア代等の特別費用の低減により利益率も改善することを見込んでいます。ロッドエンド・ファスナーは増収増益、ピボットアセンブリ-はHDD市場の縮小に伴う減収減益を見込んでいます。
なお今期より、C&Aはボールベアリングに、Mach Aeroはロッドエンド・ファスナーに含めて表示しています。
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