電子機器セグメントでは、第2四半期の営業利益は9億100万円、営業利益率が1.8%となりました。
キーボードは高付加価値品の販売が好調で、販売数量は月100万台と、第1四半期に比べ増加し、第2四半期の売上高が前年同期比1.0%増、第1四半期と比べ28.0%増となりました。その結果、利益は第1四半期に比べ大きく増加しました。
情報モーターは、第2四半期の売上高は前年同期比5.3%増、第1四半期と比べて2.0%増となりましたが、ステッピングモーターでのコスト削減が進み、第1四半期に比べ黒字幅の拡大に寄与しました。
計測機器が第1四半期に続き第2四半期も好調で、売上は第1四半期と比べ20.0%増加し、利益も増加しました。
スピンドルモーターは、第2四半期の売上高が前年同期比6.9%増、第1四半期と比べ16.1%増となりました。HDD市場の急回復を受けて、第2四半期の平均販売数量は530万台と、第1四半期に比べて増加しましたが、歩留まりの改善などコスト削減が進まず損益の改善が遅れています。
エレクトロデバイスでは、ライティングデバイスが販売数量を伸ばしたものの、単価下落が続き、第2四半期の売上高は前年同期比9.5%減、第1四半期と比べて0.6%増となり、利益は第1四半期に比べて若干低下しました。
スピーカーでは、第2四半期の売上高は前年同期比29.3%減、第1四半期と比べて4.9%減となり、損益の改善が遅れています。