地域社会・国際社会とのかかわり  過去掲載分(2013年)

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基本的な考え方

ミネベアグループはグローバルに事業を展開する企業として、地域社会との十分なコミュニケーションにより、健全なパートナーシップを構築していくことが重要であると考えています。地域に根差した企業であるために、「五つの心得」を基本に、地域のニーズに合った社会貢献活動を実施しています。

国際社会への貢献

欧州での取り組み

障がいを持った子どもたちへの支援

ドイツの販売子会社では、ビョルン・シュルツ財団へ2,500ユーロの寄付を行いました。ビョルン・シュルツ財団はドイツにおいて不治の病気を持った子どもや末期症状の子どもと、その家族へのサポートを行う団体です。

今回の寄付は、ビョルン・シュルツ財団を通じてドイツのローゼンハイム近郊にある病院へ支援され、不治の病を抱える子どもたちが、その家族と一緒に住みながらケアを受けるための運営資金として活用されます。

中国での取り組み

従業員による社会福祉支援

画像:活動に参加した従業員

活動に参加した従業員

中国の珠海工場では、従業員ボランティアにより、敬老施設のお年寄りや福祉施設の子どもたちに対する支援物資を寄贈しています。

お年寄りや子どもに対して、従業員が出向いて月餅(中国のお菓子)などの食べ物や施設に必要な文具などを寄贈しているほか、訪問時には会話などの交流や、レクリエーションを通じて、施設の方々と親交を深めています。

ほかにも献血活動を行うなど、地域の福祉向上のためにさまざまな地域貢献活動を行っています。

タイでの取り組み

教育支援

画像:支援している学校の子どもたち

支援している学校の子どもたち

ミネベアグループのタイ子会社では、タイの未来を支える人材を育成するために、従業員が主体となって工場近隣の学校へ支援することを通じて、子どもたちの教育環境を改善しています。

2012年度は、ターク県のメートキー校に新しい校舎を寄贈しました。12月に行われた寄贈式では、従業員が持ち寄った学習教材なども子どもたちに贈っています。また、校舎の一角に環境・エネルギーコーナーを設け、掲示板の設置や、関連書籍や学習教材を寄贈し、環境問題についての啓発も行っています。

カンボジアでの取り組み

技術者育成支援

画像:教育実習の様子

教育実習の様子

カンボジア工場では、ものづくりに携わる人材育成を目的に、教育機関への支援を実施しました。2012年5月から7月にかけて、カンボジアにある2つの技術専門学校において、小型モーターに関する実践的な教育実習を実施しています。

また、専門的な教育を行う上で必要となる、モーターの回転数を測定する機器や回路基板などを寄贈し、継続して実習が行える環境を整えています。

教育実習を行って

画像:情報モーター部門 DCモーター事業部 技術部 技術2課 イン ボーラー カンボジアの教育支援プロジェクトに通訳として参加しました。入社してから1ヶ月余りで、まだモーターなどの製品知識が少なく、苦労することもありましたが、学生に教えることを通じて、私自身も多くのことを学ぶことができました。実際にものを触る機会の少ない学生たちがわくわくしながら、楽しそうにモーターを組み立てている姿を見ると、彼らの新しい技術を学ぶことへの強い意欲を感じ、大変刺激を受けました。

ミネベアの従業員として、母国であるカンボジアに技術で貢献できることに、とてもやりがいを感じます。この経験を今後の仕事に役立てていければと思います。

地域社会への貢献

中学生のキャリア教育支援

画像:生徒に工場を説明する様子

生徒に工場を説明する様子

藤沢工場では、2012年11月に藤沢市立滝の沢中学校の中学生36名の工場見学を受け入れました。これは中学校におけるキャリア教育の一環で、「働く人たちの話を聞いて働くことの意義や大切さを知る」ことをテーマに、子どもたちが「生きる力」を身に付け、社会人としての自立に向けて行われたものです。

工場見学では、航空機用ファスナーの製造工程を説明するとともに、ものづくりをすることでの社会貢献について伝えました。参加した生徒は、実際に工場で働く姿を見聞きし、働くことの意義や苦労などを感じ取っていました。

工場見学を実施して

画像:藤沢工場 人事総務課 伏見 祐一郎 ミネベアの製品が航空機の一部となり世界中の空を飛び回っていることに生徒の皆様は心を打たれているようでした。部品製造は人目に付きにくいものですが、社会の基盤を支える仕事をしている工場ということを知っていただけたと思います。

また、生産活動そのものが社会貢献につながっており、それが働くことの意義であったり、社会にかかわっていくことであるなど、働くことそのものが"大切なこと"ということを生徒の皆様に理解していただけたと考えております。

地域施設への寄付

ミネベアでは、工場周辺の近隣施設への支援として、2012年9月に群馬県馬事公苑に多目的トイレを寄贈しました。馬事公苑は松井田工場の近隣にある、さまざまな方が乗馬を楽しめる施設です。

現在行われている、松井田工場の新設に当たって、乗馬クラブの馬たちを一時的に移動していただくことになったため、これを機に設備の増強として、障がい者の方でも安心して利用できる多目的トイレを寄贈しました。

軽井沢工場での地域への貢献

軽井沢工場では、地域住民の方とのダイアログを受けて、地域発展のためのさまざまな活動を進めています。

地域の方々との定期懇談会

軽井沢工場では、2012年に行ったダイアログを継続する形で、年に2回の懇談会を設けて地域の方と話し合いの機会を持つこととなりました。

2013年5月に第一回となる懇談会を開催しました。今回は、災害時の協力や地域からの調達などの議題を話し合い、率直な意見の交換をすることができました。

NPO法人あさまハイランドスポーツクラブへの支援

画像:カーリング大会の様子

カーリング大会の様子

軽井沢工場では、アマチュアスポーツ振興として、NPO法人あさまハイランドスポーツクラブへの寄付を通じて、カーリングを支援しています。寄付金は大会の開催や、ジュニアチーム、車椅子チームの支援に利用されています。

地域の教育支援

画像:出前授業の様子

出前授業の様子

2013年1月に御代田町立御代田中学校の一年生166名を対象に、次世代を担う子どもたちを育成・支援する活動の一環として、ミネベアの従業員が同校を訪問し出前授業を開催しました。

社会人として必要なものや、学校生活で学んでほしいことなど、従業員が業務を通じて得た経験を生徒に伝えました。

今後の課題・目標

今後も国内外の地域貢献活動に積極的にかかわり、地域社会との信頼関係を深め、共に継続的に発展していける企業を目指していきます。

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