地域社会・国際社会とのかかわり  過去掲載分(2015年)

最新の地域社会・国際社会とのかかわりに戻る

基本的な考え方

ミネベアグループはグローバルに事業を展開する企業として、地域社会との十分なコミュニケーションにより、健全なパートナーシップを構築していくことが重要であると考えています。地域に根差した企業であるために、「五つの心得」を基本に、地域のニーズに合った社会貢献活動を実施しています。

国際社会への貢献

北米での取り組み

消防署への寄付

画像:消防署への寄付の様子

消防署への寄付の様子

アメリカ製造子会社New Hampshire Ball Bearings, Inc.(以下、NHBB)は、2015年3月に工場のある地域を担当するピーターボロー消防署に15,000米ドルの寄付を行いました。

NHBBのピーターボロー工場では、2014年2月に化学薬品廃棄物が原因で爆発事故が発生しました。この寄付は、その対応で大きな貢献をしてくれた消防署に感謝を伝えるために実施しました。消防署長からは「建物内の人々を発見するために重要な熱探知カメラの購入に利用させていただきます」とお礼の言葉をいただきました。

欧州での取り組み

障がい者への就業支援

画像:リーベナウ財団の職員

リーベナウ財団の職員

ドイツの子会社myonic GmbH(以下、マイオニック)では、近隣に支部を構えるリーベナウ財団と協力して地域の障がい者の就業を支援しています。リーベナウ財団は、障がい者支援や教育などを推進する非営利組織で、ドイツ、オーストリア、スイス、ブルガリア、イタリアで6,000人以上の職員が活動しています。

マイオニックでは財団と協力し、障がい者の方に就労機会を提供しており、2014年5月からは、食堂の研修生として1名の受け入れを新たに開始しています。

中国での取り組み

地域発展に向けた支援活動

画像:活動に参加した従業員

活動に参加した従業員

中国の珠海工場では、従業員ボランティアにより、敬老施設のお年寄りや福祉施設の子どもたちに対する支援物資を寄贈しています。お年寄りや子どもに対して、従業員が出向いて月餠(中国のお菓子)などの食べ物や施設に必要な文具などを寄贈しているほか、訪問時には会話や、レクリエーションを通じて、施設の方々と親交を深めています。また、献血活動や植樹活動などさまざまな活動を行っています。

上海工場では、上海の企業協会主催の音楽会へ寄付を行ったほか、上海電気学院の社会実習を受け入れるなど、地域発展のためにさまざまな地域活動を行っています。

タイでの取り組み

タイ工業省よりCSR-DIW継続賞を受賞

画像:受賞した各工場の責任者

受賞した各工場の責任者

NMBミネベアタイでは、責任ある企業を目指し、社会的責任に関する国際規格であるISO 26000などを参考にし、さまざまなCSR活動を推進しています。

2014年度は、地域の子どもたちに対して、廃棄物の分別の講習会や近隣住民のキャリア開発プロジェクト、マングローブ再生のための植林活動など、地域発展のためにさまざまな活動を実施しました。

こうした取り組みが評価され、NMBミネベアタイのバンパイン、ロッブリ、アユタヤ、ロジャナの各工場は、CSR活動の継続した取り組みに対して、タイ工業省より2014年CSR-DIW(タイ工業省による製造業のCSR推進プロジェクト)継続賞を受賞しました。

地域社会への貢献

震災復興支援

東日本大震災による孤児を対象とした育英基金として、「公益信託ミネベア東日本大震災孤児育英基金」を設立し、小学生から中学生までの孤児に対して、毎年10万円、返済義務のない育成支援金を支給しています。2015年3月には、支援している中学3年生の子どもたちを東京に招いて、従業員サポーターとともに卒業のお祝いを行いました。

職場体験学習の受け入れ

画像:職場体験の様子

職場体験の様子

松井田工場では、2014年9月に隣接する群馬県富岡市立妙義中学校の生徒の職場体験学習を受け入れました。

今回の体験学習はキャリア教育の一環として行われ、職場体験を通じて職業観や使命感の理解およびコミュニケーション能力の向上を目指したものです。受け入れた生徒は、ロッドエンド・ファスナー事業部での検査業務を2日間体験しました。生徒さんからは「ものづくりの大変さを学ぶことができました。これからはものを大切に使いたい」といったお礼の言葉をいただきました。

鳥取県大山の清掃活動

画像:ごみ拾いの様子

ごみ拾いの様子

米子工場では、2014年10月に美化活動の取り組みとして所在地である鳥取県にある大山(標高1,729メートル)の登山道と山頂のごみ拾いを実施しました。

当日は、従業員およびその家族、計26名が参加しました。また同時に、山頂を保護する取り組みとして、登山時に小石をリュックサックなどに入れ、山頂に石を持ち込む「一木一石運動」の活動も行いました。

軽井沢工場での地域への貢献

軽井沢工場では、地域住民の方とのダイアログを受けて、地域発展のためのさまざまな活動を進めています。

地域の方々との定期懇談会

軽井沢工場では、2012年に行ったダイアログを継続する形で、年に2回の懇談会を設けて地域の方と話し合いの機会を持つようにしています。

2014年の懇親会では、2月におきた雪害時の対応や地域の催し物への参加など、率直な意見交換をすることができました。

緊急時の連携

画像:ドクターヘリ

ドクターヘリ

軽井沢工場は、2013年10月に御代田町と締結した災害時支援協定(緊急へリポート)に続き、ドクターヘリが発着できるよう所有するヘリポートを無償貸し出しする覚書を、所在する長野県北佐久郡御代田町消防署と2014年10月に締結しました。

NPO法人あさまハイランドスポーツクラブへの支援

画像:カーリング大会(ミネベアカップ)の様子

カーリング大会(ミネベアカップ)の様子

軽井沢工場では、アマチュアスポーツ振興として、NPO法人あさまハイランドスポーツクラブへの寄付を通じて、カーリングを支援しています。寄付金は大会の開催や、ジュニアチーム、車椅子チームの支援に利用されています。

今後の課題・目標

今後も国内外の地域貢献活動に積極的にかかわり、地域社会との信頼関係を深め、共に継続的に発展していける企業を目指していきます。

過去掲載分

ページの先頭へ戻る

Follow Us

Twitter Youtube