地域社会・国際社会とのかかわり  過去掲載分(2016年)

当ページの情報は、2017年1月27日のミネベア株式会社とミツミ電機株式会社との経営統合以前の情報になっています。ミツミ電機株式会社に関する情報はこちら新しいウィンドウで開くをご覧ください。

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基本的な考え方

ミネベアグループはグローバルに事業を展開する企業として、地域社会との十分なコミュニケーションにより、健全なパートナーシップを構築していくことが重要であると考えています。地域に根差した企業であるために、「五つの心得」を基本に、地域のニーズに合った社会貢献活動を実施しています。

国際社会への貢献

北米での取り組み

高校生の職場体験学習を受け入れ

画像:職場体験学習の参加者

職場体験学習の参加者

アメリカ製造子会社New Hampshire Ball Bearings, Inc.(以下、NHBB)のピーターボロー工場は、2016年2月から6月までの4カ月間、近隣のコンバル高校から職場体験学習として生徒9名を受け入れました。

学校とNHBBが共同で企画し、学校の授業に工場での実習を加えた技術教育を目指しています。生徒は、素材から完成品を作るまでのさまざまな業務や、チームワークでの問題解決、改善方法などを学びました。

欧州での取り組み

地域イベントへの貢献

画像:バレーボール大会に参加した従業員

バレーボール大会に参加した従業員

ドイツの子会社myonic GmbH(以下、マイオニック)は、拠点のあるロイトキルヒ市の夏祭り「Old town Summer Festival」を支援しています。

この祭りは夏季休暇期間を近場で楽しむ市民のためのイベントとして13年前に始まり、マイオニックは、お祭りの中で行われるスポーツ大会に従業員チームを参加させるなど、毎年支援しています。

中国での取り組み

地域発展に向けた支援活動

画像:従業員ボランティアによる植樹の様子

従業員ボランティアによる植樹の様子

中国珠海工場では、従業員ボランティアにより、敬老施設のお年寄りや福祉施設の子どもたちに対する支援物資を寄贈しています。従業員が出向いて月餅(中国のお菓子)などの食べ物や施設に必要な文具などを寄贈するとともに、レクリエーションを実施するなど施設の方々と親交を深めています。また、献血活動や植樹活動などさまざまな活動を行っています。

上海工場では、従業員ボランティアが中心となり、地震被災地へのかばんや本などの必要物資の収集・寄付や、地元企業協会主催の音楽会へ寄付を行うなど、地域発展のためにさまざまな地域活動を行っています。

タイでの取り組み

地域との対話を通じた貢献

画像:地域の方とのダイアログの様子

地域の方とのダイアログの様子

NMBミネベアタイは、地域住民の生計向上に向けた支援活動を行っています。

2015年3月には、アユタヤ県チアンラックノーイ地区の高齢者の方々20名を招き、ステークホルダー・ダイアログを実施しました。高齢者の方々の収入を増やし、生活を向上させることが必要とされているなどのご意見を受け、今後の支援を継続して検討しています。

また、2015年6月には、バンパイン工場近隣のチアンラックノーイ地区で、収入が少なく、自立困難な世帯を支援するために、95世帯に対して養鶏用の鶏や餌を寄贈しました。

地域社会への貢献

震災復興支援

東日本大震災に対する育英基金として、「公益信託ミネベア東日本大震災孤児育英基金」を設立し、小学生から中学生までの孤児に対して、毎年10万円、返済義務のない育成支援金を支給しています。毎年3月には、支援している中学3年生の子どもたちを東京に招いて、従業員サポーターとともに卒業のお祝いを行っています。

震災復興支援 中学卒業旅行に同行して

画像:藤沢工場 特機事業部 業務課 丸山 美紅子どもたちにお会いした当初、少し緊張している様子も感じましたが、高校進学後の夢などの話を聞く中で、次第に打ち解け、最後には笑顔が見られました。思い出の一環に携われるとともに、高校入学という新たなスタートを応援でき、大変貴重な経験をさせていただきました。これからも子どもたちの夢を応援し続けられるよう、ぜひまたこのような活動に参加したいと思います。

「袋井市ふるさと防災寄附金」への寄付

画像:左:袋井市 市長 原田 様、右:取締役 専務執行役員 藤田

左:袋井市 市長 原田 様
右:取締役 専務執行役員 藤田

浜松工場では、2015年9月に「袋井市ふるさと防災寄附金」に100万円の寄付を実施しました。本寄付は、津波による人命災害ゼロを目指した袋井市による海岸防潮堤整備などの防災対策に利用されます。この寄付は2015年から2019年まで、5年間繰り返し継続する予定です。

NPO法人あさまハイランドスポーツクラブへの支援

画像:カーリング大会(ミネベアカップ)の様子

カーリング大会(ミネベアカップ)の様子

軽井沢工場では、アマチュアスポーツ振興として、NPO法人あさまハイランドスポーツクラブへの寄付を通して、カーリングを支援しています。寄付金は大会の開催や、ジュニアチーム、車いすチームの支援に利用されています。

地域の若者のキャリア支援

画像:米子工場での職場体験の様子

米子工場での職場体験の様子

ミネベアでは、若者のキャリア支援を目的として、従業員出張講演や職業体験などを実施しています。

2015年度は、藤沢工場で近隣の片瀬中学校で行っている、防災意識向上を目的とした片瀬・江の島フィールドワークの一環として、1年生4名の工場見学を受け入れました。また、(藤沢市立)第一中学校において、「働くとは」をテーマに若手従業員が約80名の生徒の皆さまに講演を行いました。

米子工場では、近隣の箕蚊屋(みのかや)中学校2年生2名の職場体験学習を受け入れました。「製造現場に入るのは初めてで、慣れないこともありましたが、働くことの大切さ、楽しさ、厳しさを学べました」などの感想をいただきました。また、箕蚊屋小学校では、理科の特別授業を実施しました。

地域の方々との定期懇談会

軽井沢工場と米子工場では、地域の方々との対話を継続するため、定期的に懇談会を実施しています。

軽井沢工場では、年2回、地域の方と話し合いの機会を持っています。2015年11月の第6回定期懇談会では、地域防災、排水処理、雇用、住まい等、幅広い内容について意見を交わしました。

米子工場では、2016年1月、第1回定期懇談会を開催しました。当日は、地区活動や学校関係そして地元企業とのビジネス交流のことなどについて意見交換を行いました。

画像:定期懇談会の様子(軽井沢工場)

定期懇談会の様子(軽井沢工場)

画像:定期懇談会の様子(米子工場)

定期懇談会の様子(米子工場)

今後の課題・目標

今後も国内外の地域貢献活動に積極的にかかわり、地域社会との信頼関係を深め、共に継続的に発展していける企業を目指していきます。

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