説明要旨

更新日: 2010年4月13日

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2010年3月24日開催 合同個人投資家セミナー(野村證券日本橋本社ビル)

背景に見えるのがボールベアリングというもので、ほとんどの方は「あまり見たことのない部品だなあ」という風に思われるかもしれません。私共は、直径が22mmまでを小径ボールベアリングと呼んでおります。それから直径が9mm以下をミニチュアボールベアリングと呼んでおります。実は皆さんが朝起きてからここに来られるまでの間に、私共のボールベアリングに間接的に触れられないことはまずないだろうと思っております。例えば、朝歯を磨くときの電動歯ブラシの中にボールベアリングは入っておりますし、朝寒いときにつける暖房機器のモーターの中にもボールベアリングが入っております。また本日お車で来られた方、自動車のワイパーのモーターの中にもボールベアリングが使われております。電車で来られた場合も自動改札機の中にボールベアリングがたくさん使われております。銀行にお金を下ろしに行かれた場合もATMの中には1台当たり約800個のボールベアリングが使われております。

また、グラフは私共のボールベアリングの生産実績です。1980年以前は、こういう小さいボールベアリングを使う用途はあまり多くありませんでした。それがこの80年代を境に、VTRの普及、自動車の電装化、パソコンブーム、デジタル家電の普及で、この小さいボールベアリングの用途がものすごい勢いで増えてまいりました。リーマンショックがあって少し生産が落ちましたけれども、1年間で20数億個、今は1ヶ月で約2億個を生産しております。この小さいボールベアリングを日本の0歳児から100歳以上のお年寄りまで、1人に1個以上、2個近く配れるくらいの量を毎月作っております。現在、小径・ミニチュアボールベアリングの私共の世界シェアは約60%と推定致しております。私共はこのボールベアリングという製品からスタートしましたが、今はどういう製品群になっているかということを次にご説明したいと思います。

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