説明要旨
更新日: 2022年12月9日
2023年3月期 第2四半期決算説明会(2022年11月2日)
今期の業績予想は、東京本部ビルの売却益130億円を加えて上方修正をしました。
売上高については目標としてきた1兆円を超えることができていますが、営業利益1,000億円の目標については、今年は円安の追い風もありますので売却益を除いても超えていきたいと考えています。
期初の想定からはいろいろと入り繰りはあるかと思います。航空機は回復、自動車生産はまだボトルネックが残っていると思われるもののサプライチェーンの分断は修復されつつあり、すこしずつ増加しています。ゲーム機の販売は堅調のようですし、半導体問題が緩和すれば廉価版のスマートフォン向けのバックライト製品も増加していくと思います。
また4Qにはユーシンの復活を期待しています。ユーシンではプロジェクトホライズンというものをやっていましたが、これは欧州ビジネスでの赤字を解消するプロジェクトで、300名の人員を削減、スペインの工場閉鎖に加えてフランスでの製造を縮小し、できるだけ低コスト国の方に生産を移管するというプロジェクトで、順調に進展をしています。これに加えて、ドイツでも今後製造を縮小・廃止する等の施策を検討しています。さらに、ホンダロックをできれば12月末、遅くとも来年1月には統合したいと考えています。独禁法については今月中には何とか各国でクリアできるとみています。
現時点でユーシンの4Qの営業利益予想は20億円ぐらいですが、ホンダロックが加わると約20億円の追加になると思われますので、仮に自動車生産が完全に戻らなくても、ユーシンとホンダロックを合わせたアクセス製品として、4Qに40億円を超える営業利益も十分期待できると思います。
また今回の予想には、11月1日に買収手続きを完了しました旧住鉱テック、社名をミネベアコネクトとしましたが、これの負ののれんが約17億円発生する予定ですが、いまの業績予想にはまだ含めていません。
同様にホンダロックについてある程度の負ののれんが発生することが見込まれますので、それらを含むIFRS上の営業利益はかなりの水準にとどくのではいかと思っています。
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