地域社会・国際社会とのかかわり  過去掲載分(2022年)

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基本的な考え方

ミネベアミツミグループはグローバルに事業を展開する企業として、地域社会との十分なコミュニケーションにより、健全なパートナーシップを構築していくことが重要であると考えています。地域に根差した企業であるために、社是である「五つの心得」を基本に、地域のニーズに合った社会貢献活動を実施しています。

今後も国内外の地域貢献活動に積極的にかかわり、地域社会との信頼関係を深め、共に継続的に発展していける企業を目指していきます。

経営理念(会社情報に移動します。)

国際社会への貢献

新型コロナウイルス対応

当社グループは人工呼吸器や人工心肺装置などさまざまな医療機器に使用されるベアリング、各種モーター、センサー、電源、半導体、コネクタを生産していますが、2020年1月29日から社長をトップとする対策本部を設置し、中国の工場で得たベストプラクティスを世界中の拠点で共有することで、社員の安全を確保し、これまで自社理由で操業を停止することなく、供給責任を果たしてきました。また災害用としていたN95マスク22万枚のほか、ゴーグル、フェイスガード、クリーンスーツ、頭巾、ニトログローブ、ガーゼ等の医療アイテムを16カ国150機関に寄贈するとともに、自社製マスクの生産を2020年4月から、外部販売を2020年6月から開始し、2021年7月時点で5,000万枚を生産し、800万枚を販売しました。さらに、いち早くワクチンの職域接種に取り組み、2021年6月~10月にかけて東京本部、軽井沢工場、藤沢工場、浜松工場、広島工場、千歳事業所等で社員・家族、その他関係者合計約1万3,000名にワクチン接種を実施し、2022年3月~5月にかけては約9,600名に3回目接種を実施しました。

画像:ドイツ医療機関へのN95マスク寄贈

ドイツ医療機関への
N95マスク寄贈

画像:ミネベアミツミマスク

ミネベアミツミマスク

画像:東京本部での職域ワクチン接種

東京本部での職域ワクチン接種

フィリピンでの取り組み

高度で実践的な教育の提供

当社グループはフィリピンで近隣の大学と協力して、学生に高度で実践的な教育を提供するRobotics Laboratory Programを実施しています。

フィリピンでは大学にしっかりした機械設備が無い事がエンジニア不足の原因となっているため、近隣の大学構内に機械設備を提供すると同時に、当社の工場内の設備も利用して当社の従業員が授業を実施しています。これまでに452名の学生がこのプログラムに参加しました。

また業界での実務経験がない大学教員を対象にした教員学習プログラムを実施しており、これまでに45の大学から187名の教員が参加しています。

画像:Robotics Laboratory Program(フィリピン)

Robotics Laboratory Program(フィリピン)

画像:教員学習プログラム(フィリピン)

教員学習プログラム(フィリピン)

中国での取り組み

地域発展に向けた支援活動

画像:敬老施設を訪問したミツミ電機青島工場の従業員

敬老施設を訪問した
ミツミ電機青島工場の従業員

当社グループの中国各工場では、地域社会の発展のためのさまざまな支援活動を行っています。

福祉施設のお年寄りや貧困家庭の子どもたちに対する支援物資の寄贈や寄付とともに、従業員が伺って地域の方々と親交を深めています。また、台風・洪水や地震などの自然災害があった地域においては、復興を早めるために従業員が寄付を集めたり、被災地の清掃活動を行っています。ほかにも献血活動を行うなど、地域発展のためにさまざまな活動を行っています。

欧州での取り組み

大学での出張講義

画像:大学での出張講義(ドイツ)

大学での出張講義(ドイツ)

ドイツ子会社MTCEが近隣の2つの大学で、それぞれの大学で年に1回ずつ出張講義を実施しています。

また技術部門で年に5名から10名の中学生の職場体験学習を受け入れています。

地域社会への貢献

ひとり親支援

画像:一人親支援

目録贈呈式を実施

当社の創立70周年記念事業として、長引くコロナ禍で困難が続く高校生がいるひとり親家庭に対して、学習支援金を寄付するプロジェクトを実施すべく、2021年7月に認定NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ様に対し、5,000万円の寄付を実施しました。
この結果、1,606人の高校生に一人あたり3万円の支援金を給付することができました。
その後、同記念事業の第2回目として、12月21日開催の取締役会の承認を経て、新たに5,000万円を同NPO法人に対して寄付し、ひとり親の生活困窮家庭への緊急支援「年越し応援するよ!プロジェクト」に充当していただきました。
さらに、困難を抱える世帯に一刻も早く支援を届けるべく、各家庭宛に送付するQUOカード(2万円)のレターパックへの封入と発送作業を当社の有志社員20名がおこない、12月22日に2,446世帯へ発送しました。

カーリングホール御代田でのオープン大会開催に協力しました

実施日:2021年11月27日、28日

これまで12年開催されてきていた「WCT-JAPAN(World Curling Tour-Japan)ミネベアミツミカップ」は、2019年に台風19号の影響、2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2年連続で中止という残念な結果となっておりましたが、今季は感染症対策をとり、規模を縮小し形を変え、カーリングホール御代田で開催されました。

そのため、ツアー大会ではなく、カーリングを楽しむ人達が参加したオープン大会としての開催となり、抽選で選ばれた9チームが参加しました。無観客試合となったものの、各チームの参加者は、真剣、且つ楽しんでプレーをされました。

ミネベアミツミはこのような社会貢献活動を通し、地域社会との密接な関係を続けてまいります。

画像:WCT-JAPANミネベアミツミカップ

試合の様子

画像:WCT-JAPANミネベアミツミカップ

表彰式

地域の方々との定期懇談会

画像:記念写真

記念写真

軽井沢工場や千歳事業所等では、地域の方との対話を継続するため、定期的に懇談会を実施しています。

軽井沢工場では、年2回、地域の方と話し合いの機会を持っています。これまで14回懇談会を開催しました。懇談会では、防災計画および災害対応訓練、地域振興、道路補修など、幅広い内容について意見交換を行っています。

千歳事業所では、2022年4月のショールーム・リニューアルオープンに伴い北海道千歳市 山口 幸太郎 市長をはじめ千歳市役所のみなさまのご来場をうけ、当社製品をご見学いただくとともに懇親の場を設けました。

今後も地域のみなさまとより多くの産業界のお客さまのお役に立てるよう、新たな価値の創出に邁進しつつ、さまざまなテーマについても意見交換を行ってまいります。

今後の課題・目標

今後も国内外の地域貢献活動に積極的にかかわり、地域社会との信頼関係を深め、共に継続的に発展していける企業を目指していきます。

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