地域社会・国際社会とのかかわり  過去掲載分(2018年)

最新の地域社会・国際社会とのかかわりに戻る

基本的な考え方

ミネベアミツミグループはグローバルに事業を展開する企業として、地域社会との十分なコミュニケーションにより、健全なパートナーシップを構築していくことが重要であると考えています。地域に根差した企業であるために、「五つの心得」を基本に、地域のニーズに合った社会貢献活動を実施しています。

国際社会への貢献

欧州での取り組み

地域の医療施設への寄付

イギリスのリンカーン工場は、2017年6月に寄付を目的とした「It's A Knockout」というイベントに参加しました。

これは障害物競走で、従業員のチームが出場し12チーム中1位をいただいています。集まった寄付金は、終末ケアを行う福祉医療施設に寄付されました。

中国での取り組み

地域発展に向けた支援活動

画像:台風後の清掃活動の様子

台風後の清掃活動の様子

中国の各工場では、近隣地域の福祉施設のお年寄りや貧困家庭の子どもたちに支援物資の寄贈や寄付をしています。さらに従業員が出向いてお年寄りや子どもたちを含む地域の方々と親交を深めています。

また、台風・洪水や地震などの自然災害を受けた地域に対して、復興を早めるために従業員から寄付を募ったり、あるいは従業員が清掃活動をするなど、中国の地域発展のためにさまざまな支援活動を行っています。

フィリピンでの取り組み

地域での医療支援

フィリピンのセブミツミ工場では、さまざまな地域で医療支援活動を行っています。

2017年10月には、従業員との協働で無料の歯科や眼科の検診、診療を行い、さらに医薬品も提供しました。当日は病院に通いづらい山地の皆様が263名来場しています。

タイでの取り組み

生計向上への支援

画像:コミュニティの皆様とミネベアミツミメンバー

コミュニティの皆様とミネベアミツミメンバー

NMBミネベアタイは、近隣のコミュニティセンターと協働で、地域住民の生計向上支援を行っています。2017年度は、家庭でできる生計向上の一つとして、造花などの工芸品の制作と販売についての講習会を2日間にわたり行い、多くの地域住民に参加いただきました。

画像:Baannongtam Community Center Leader Mrs. Bang-On
Baannongtam Community
Center Leader
Mrs. Bang-On

ミネベアミツミの支援を受けて

この活動のおかげで多くの地域住民の生計は改善しており、非常に感謝しています。家事の空き時間を活用して造花を作り家計の足しにできるので、好評です。ミネベアミツミにはさらなる発展のため、これからもご協力いただきたいと思います。

地域社会への貢献

震災復興支援

東日本大震災に対する育英基金として、「公益信託ミネベアミツミ東日本大震災孤児育英基金」を設立し、小学生から中学生までの孤児に対して、毎年10万円、中学卒業時に30万円、返済義務のない育成支援金を支給しています。毎年3月には、支援している中学3年生の子どもたちを東京に招いて、従業員サポーターとともに卒業のお祝いを行っています。

従業員サポーターとして参加して

画像:ミツミ電機株式会社 総務部 三浦 里絵

ミツミ電機株式会社 総務部
三浦 里絵

企業だからこそできる、この大きな取り組みを実践していることにとても感銘を受け、自分も一人の社員として貢献したい気持ちになりました。そして、2018年3月23日、24日に行われた子どもたちの卒業懇親会に従業員サポーターとして参加させていただきました。

つらい経験を思い出させてしまわないよう気を付けていましたが、子どもたちが出会った友達同士で楽しく過ごし、サポーターにも笑顔を見せてくれたことで安心しました。

子どもたちは、やってみたい部活動や、将来のため勉強に励んでいることなどをお話ししてくれて、これからの高校生活を楽しみにしている姿が何よりもうれしかったです。今後も、未来を担う子どもたちを支えていくような社会貢献を続けていきます。

相模川の美化活動

画像:清掃活動の様子

清掃活動の様子

ミツミ電機厚木事業所は近隣地域の環境美化活動に協力しています。

相模川の美しい環境を守ろうという「県央相模川サミット六市町村合同クリーンキャンペーン」に毎年参加しています。2017年5月に行われたキャンペーンには31名の従業員が参加しました。朝7時30分という早い時間から空き缶やペットボトル、ガラスなどのごみを拾い集めました。清掃後は、相模川にアユの稚魚5,000匹を放流しました。

認定NPO法人あさまハイランドスポーツクラブへの支援

画像:カーリング大会(ミネベアミツミカップ)の様子

カーリング大会(ミネベアミツミカップ)の様子

軽井沢工場では、アマチュアスポーツ振興として、認定NPO法人あさまハイランドスポーツクラブへの寄付を通じて、カーリングを支援しています。寄付金は大会の開催や、ジュニアチーム、車いすチームの支援に利用されています。

またアジアパシフィックカーリングツアーのこの会場での試合を、ミネベアミツミカップとして毎年後援しています。

小学校からの職場訪問受け入れ

画像:児童へ説明する従業員の様子

児童へ説明する従業員の様子

藤沢工場では、近隣の藤沢市立新林小学校3年生9名の工場見学を受け入れました。

「学区探検」という授業への協力です。子どもたちが学区内の会社や公共施設を調べ、そこを自分たちで訪問して働いている人から話を聞き、地域への理解を深めることが目的です。

子どもたちが初めて見るものもたくさんあり熱心に見学をして、小学生らしい質問もたくさん受けました。

地域の方々との定期懇談会

画像:軽井沢工場での懇談会の様子

軽井沢工場での懇談会の様子

軽井沢工場と米子工場では、地域の方との対話を継続するため、定期的に懇談会を実施しています。

軽井沢工場では、年2回、地域の方と話し合いの機会を持っています。2017年は5、11月にそれぞれ第9、10回懇談会を開催しました。懇談会では、防災計画および災害対応訓練、地産地消関係、新製品への期待等、幅広い内容について意見を交わしました。

今後の課題・目標

今後も国内外の地域貢献活動に積極的にかかわり、地域社会との信頼関係を深め、共に継続的に発展していける企業を目指していきます。

過去掲載分

ページの先頭へ戻る

Follow Us

Twitter Youtube