2018年
(2018年12月掲載)
最大生産拠点として、タイ社会への責任
常務執行役員 東南アジア総支配人
今仲 政幸
ミネベアミツミグループのタイでの事業は、1980年、首都バンコク北部のアユタヤ県への会社設立を機に始まりました。以来、約40年かけて6つの工場に拡大。2017年のミツミ電機との経営統合に伴ってバンコク南東部のチョンブリ工場が加わり、現在は7つの工場を展開しています。タイの7工場を合わせた生産高はグループ全体の約40%を占めており、当社グループ最大の生産拠点となっています。
従業員は全体で約3万5千名おり、外資系企業としてはタイで最大規模の雇用主です。工場近くの地域ではたくさんの方が当社で働いており、親子二代で働く人も多数います。また、世界各国への製品輸出額は年間約3,500億円にのぼり、タイの経済発展にも大きく寄与しています。地域社会における当社の存在感と認知度はともに高く、現地を統括する今仲総支配人は「これだけの規模になると、必然的に地域との関係が重要になってきます。従業員と地域社会の両方の期待にしっかりと応えていくことが大切です」と話します。