2012年

更新日: 2013年1月24日

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軽井沢工場でステークホルダー・ダイアログを開催

画像:地域と考えるミネベアのCSR

町と一体となった地域の活性化

写真:御代田町町長 茂木氏 茂木氏 御代田町は、地元企業の皆様による長年の地域貢献の恩恵を受けて発展してきた町です。ここ数年、町民税や固定資産税などの町税は、町内の大手企業7社が全体の13%を占めており、中でも御社にはそのうちの3割を納めていただいています。

当町の人口は約1万5,000人程ですが、現在、2万人を目標に人口増加を図り、経済面も含めた地域全体の活性化につなげようという「2万人公園都市構想」を進めています。御社の従業員の方々にも、新たに住居を購入したり、借りたりする際にはぜひ御代田町を選択していただきたい。そのために、御社の社内報などを通じて、「住んでみたい町」としての御代田町の情報を発信する機会をぜひ頂ければと思います。

織茂 現在、御代田町にある当社の独身寮には約200名、社宅には約50世帯が入居しています。社内規定によって、独身者は12年、それ以外は15年を期限に寮や社宅を出なくてはならないことになっていますので、そうした従業員に町の魅力をPRできるよう協力していきたいですね。町での催し物に関するポスターなども時々頂きますので、積極的に工場内の食堂などに掲示するようにしたいと思います。

今仲 社内報は半年ごとに発行しています。担当部署は広報室なのですが、CSRに関する情報を毎回掲載していることもあり、CSR推進室も責任部署として、そうした町に関する情報発信についてしっかりと協議していきます。

内堀氏 当町は、生活環境はもちろん福祉、教育などの分野でも、周辺自治体のどこにも負けない優れた政策を実施していますし、近隣地域よりも土地価格も安い。そうしたことをぜひPRいただきたいですね。

写真:八十二銀行 綿貫氏 綿貫氏 同時に、御社の事業や製品についても、もっとご紹介いただく機会があってもいいのではないでしょうか。これだけの世界的な企業のマザー工場が1963年からあるということは町民の誇りですし、町における存在感も非常に大きい。ただ、「すごい会社だ」と思ってはいても、具体的に何がすごいのか、というと分からない町民も多いように感じます。例えば御社の製品を町の玄関口である御代田駅などで展示してアピールすれば、外から来た人たちも見るでしょうし、地域の子どもたちも「ボーイングの部品を作っているんだ、すごい」などと感じて、また将来この町で、ミネベアで働きたいということにもなるのではないでしょうか。

今仲 わたしどもの製品について町民の方に知っていただくのに、それは非常に有効ですね。駅は、しなの鉄道株式会社様の施設ですので、町の方に間に入っていただいて検討したいと思います。

綿貫氏 また、御社の工場には東京からだけでなく、世界中からお客様や協力会社、また営業の方などもお見えになると思いますので、その際にはぜひ地元の飲食店などを利用していただければと思います。それから、御代田町にはお蕎麦や葉野菜など、素晴らしい地元食材もたくさんありますから、それを社員食堂などでも積極的に活用いただけるとありがたいなと。

写真:ミネベア 織茂 織茂 おっしゃるとおり、毎日30~50人の関係者が工場を訪れます。受付のところなどに町内の食堂マップなどを置いて、必要なときにはすぐに地元のお店を紹介できるようにしたいですね。

小林(英) 社員食堂については、運営は外部の企業に委託していますので、近いうちにその委託先と話をしてみます。工場内で使用する雑貨なども含め、地元で調達できるものはすべて調達できないか、検討していきたいと思います。

笹沢氏 製品に用いる部品などについても、地域で外注していただけるととてもありがたいです。御社の場合は、部品も自社工場で作っておられるケースが多いのかもしれませんが、御代田町だけでなく佐久市、小諸市なども含め、周辺地域に外注先の企業は今、どのくらいあるのでしょうか?

小林(英) 大きい外注先はあまりないのですが、小規模なところはかなりの数があります。会社としても、積極的に外注を行っていく方針になっております。

実施日:2012年10月25日

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