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2025年3月期 第3四半期WEB決算説明会(2025年2月5日)
ベアリングは、凸凹あるように見えますが、基本的にはずっと右肩上がりで成長しています。
トレンドとしては、まずデータセンター向けの空冷ファンモーターがあげられます。データセンターへの投資が今後ますます増えていきますので、当然ベアリングが必要になります。
そして自動車のコンテンツグロースです。スライドに記載のとおり、ベアリングの使用個数がHEVではICEに対し+11%多くなると推定しています。そういう意味では、今はEVからHEVにトレンドが流れていますので、当社としてはEV 需要が減速してもHEVの販売が伸びればある程度オフセットが働くのではないかと思っています。
そして、これからの展開にはなりますが、次のビジネスチャンスと見込んでいるのはヒューマノイドなどのロボットです。ある日系メーカーで作っている犬型ロボットには当社のベアリングが約 27 個搭載されています。今後このようなロボットが小型化していくことで、ベアリングの使用数も増加していきます。
指先の部分には3つの関節があり、そこに3つの減速機が入ることになりますが、1つの減速機に2個、計6個のベアリングを使用するとのことです。仮にロボットに10本の指があれば、指先だけで1台60個のベアリングが搭載されるという時代がもうそこまで見えてきているということです。我々としてはこのようなビジネスチャンスを取り込む開発を行い、ベアリングはまだまだ成長製品だということを皆様に引き続きお示ししていきたいと思っています。
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