説明要旨

更新日: 2018年8月22日

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2019年3月期 第1四半期決算説明電話会議(2018年8月3日)

ボールベアリングは、1Qは23四半期連続で前年同期比増加しています。このような製品はなかなかないと思いますが、まだ止まらないのが実際のところです。

7月は2億1,500百万個の外販を達成し、またレコードを記録しました。生産数も、8-9月に届けばよいと思っていた3億個を超えて、7月には3億100万個の過去最高を生産しました。内販とあわせた販売数も7月には2億9,400百万個となり、需給ともに引き上げることに成功しました。
来年7月には3億1,500百万個の生産達成を目指していますが、前回投資した機械が入ってくるのは来年からになります。これから先は需給バランスがまだ心配です。毎回、四半期ごとに踊り場がくるのではないかと思い、4-5か月後にエア代削減という話をしてきましたが、実際のところは今日にいたるまでできていません。先月は1億円近いエア代を使っています。やはり踊り場が続いてもらえないと、なかなかエア代の削減は難しいです。
一方で、値上げの効果が徐々に反映されはじめており、10月頃からは月1億円を超えるくらいの値上げ効果が出てくるとの報告を受けています。

予想外に力強いのはC&Aを含むNHBBグループで、利益率が大きく改善してきています。主な要因は2-3年のLTA(Long term agreement)の更新で、前回の更新の時期は、市場価格が悪かったものが失効してきています。現在新しいLTAを結ぼうとしていますが、マーケットの引きが強く売値が改善されてきているなかでのリニューアルとなり、航空機関連で安定した収益が実現できてくると思っています。またMach Aeroを中心とするインドのオフセットビジネスも良い話が来始めていますので、これらの去年買収した二社は、これから数年、強い収益力の補強になると考えています。

ファスナーも、毎月藤沢に行っていますが、収益が予定通り改善してきて、完全な黒字になっています。
このように、機械加工品は力強いです。今期495億円の利益を予定していますが、これは達成できると思っています。機械加工品で500億円の利益が出てくれると、私どもの収益力も上がってくると思います。

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