説明要旨

更新日: 2010年2月4日

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2010年3月期 第3四半期決算説明電話会議(2010年2月2日)

機械加工品事業セグメントの第3四半期の売上高は、前四半期に比べて、1.8%増の273億円となり、前年同期レベルまで回復してまいりました。第3四半期はボールベアリングの販売増加が売上高の拡大につながりました。

営業利益でも、前四半期に比べて40.3%増の44億円、営業利益率も4.5ポイント上昇の16.3%となり、前年同期レベルにほぼ近づいてきました。これは航空機市場の低迷が続いているものの、その他の製品販売数量が増加したことに加え、コスト削減効果の進展もありました。特にボールベアリングの生産増加による製造原価の低下が、大きく利益向上に寄与しています。

製品別では、ボールベアリングの第3四半期売上高は、ミニチュア・小径ボールベアリングの販売が増加し、前年同期比で6%の増加、前四半期比でも4%の増加となりました。利益面でも第3四半期は、販売数量の増加、コスト削減の進展、さらに生産増加による製造原価低下が進み、前四半期に比べて利益が大きく増加しました。第4四半期からは今後の旺盛な需要に対応するため、さらなる増産対応を行ってまいります。

ロッドエンドの第3四半期売上高は、市場の縮小と円高US$安が大きく影響し、前年同期比で24%の減少、前四半期比でも9%の減少となりました。利益面でも、前四半期に比べ損益は悪化し、赤字となりました。コスト削減に努める一方で、今年後半に予想する需要回復にも備えていきたいと思います。

ピボットアッセンブリーの第3四半期売上高は、販売数量の増加により前年同期比では16%の増加、前四半期比では販売数量は増加したものの、円高US$安の影響があり横ばいとなりました。HDD市場の活況により、販売数量は4月から大きく増加に転じ、第3四半期では過去最高レベルの販売数量を維持し続けました。利益面では、第3四半期は前四半期に比べ、売上高が横ばいだったこともあり、利益も横ばいとなりました。今後もHDD市場の拡大が見込まれるため、早急に生産能力増強を行ってまいります。

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