説明要旨

更新日: 2008年7月31日

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2008年3月期 第1四半期決算説明電話会議(2007年7月31日)

電子機器事業セグメントの状況についてご説明いたします。
情報モーターでは、売上高は、前年同期比9.6%増、前期第4四半期比0.2%減となりました。PC市場の在庫調整などを受けファンモーターの利益は伸び悩みましたが、これまでの構造改革の効果が徐々に現れ、ステッピングモーター、振動モーター及びDCブラシ付きモーターの採算が改善しました。第2四半期以降は、再びファンモーターの成長が見込まれること、構造改革による採算改善が今後も期待できることなどから、着実な収益増加を見込んでいます。

HDDスピンドルモーターの売上高は、前期第4四半期比9.8%減となりました。これは、HDDメーカーによる在庫調整の結果、販売数量が月440万台と、前期第4四半期比で月60万台減少したためです。また、生産拠点であるタイのバーツ高の影響もあり、採算が悪化しました。第1四半期は赤字となりましたが、今後は単価の高い2.5インチHDD向けモーターの販売数量が着実に増加する見込みであり、引き続き通期黒字化を目標に、収益改善に取り組んでいます。

エレクトロデバイスでは、売上高は前年同期比2.7%減、前期第4四半期比1.3%増となりました。LEDバックライトは、価格競争が厳しい状況ですが、新製品の投入と売上数量の増加および原価低減により利益増加を図ります。

キーボードでは、事業構造改革を前期第4四半期中に完了し、高付加価値モデルへ絞込んだ結果、売上高は前期第4四半期比16.0%減となりましたが、平均販売単価の上昇および固定費の削減により採算が大きく改善し、黒字となりました。

スピーカーの売上は、前期第4四半期比6.5%減となりました。クリスマス商戦向けが終わった後の落ち込みが激しかった前期第4四半期を下回っており、厳しい状況が続いています。加えてタイバーツ高の影響もあり、赤字となりました。

以上により、電子機器事業セグメントの売上高は462億円と前期第4四半期比18億円減、営業利益は5億1,500万円と前期第4四半期比3億円増となり、計画より速いペースで収益改善が進展しています。

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