説明要旨

更新日: 2007年2月1日

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2007年3月期 第3四半期決算説明電話会議(2007年2月1日)

機械加工品事業セグメントの状況についてご説明いたします。

まず、ミニチュア・小径ボールベアリングにつきましては、売上高は前年同期比4.6%増、前四半期比3.0%減となりました。社内使用と合わせた販売個数は月1億7,800万個で、前四半期比1,000万個減少となりました。これはピボットアッシー向けの社内使用が在庫削減のため一時的に減少したことと、欧米のクリスマス休暇による12月の落ち込みが大きかったためです。しかし、今後とも世界のミニチュアベアリング需要は好調に推移するとの見方は変わらないため、生産能力月産1億8,000万個を昨年中に1億9,000万個へ引き上げました。第4四半期には販売は再び増加すると見込んでおります。

ロッドエンドなど航空機用ベアリングは、引き続き世界的な航空機生産の好調を受けて受注好調なものの、第3四半期は欧米のクリスマス休暇があったため、売上高は前四半期比1.3%減となりました。第4四半期以降は、旺盛な需要に確実に応えるべく、生産数量の増加に努めるとともに、航空機メーカーの新規モデルへの受注活動を積極的に進めていきます。

HDDに使用されるピボットアッシーは、売上高は前年同期比4.7%増、前四半期比5.0%増となりました。PC向けだけでなく、HDDレコーダーやゲーム機向けの伸びによりHDD市場が伸びたため、ピボットアッシーの第3四半期販売数量は月2,340万個と第2四半期から5.9%増加しました。第4四半期以降についても、引き続き単価動向は厳しいものの、販売数量は着実に増加すると見込んでおります。

以上により、機械加工品事業セグメントの売上高は342億円、営業利益は68億円となり、営業利益率は19.8%となりました。前四半期と比べ営業利益が3億円減少した主な要因は、ボールベアリングとロッドエンドでの売上減少、ピボットアッシーでのUSドル安タイバーツ高の影響です。

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