説明要旨

更新日: 2025年5月28日

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2025年3月期 決算説明会(2025年5月9日)

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一つ誤解のないように申し上げておきたいのは、今回のM&Aにおいて、「日本の技術を守る」と申し上げていますが、日本の技術を守ることと、当社の株主価値を最大化することは、ある程度まではパラレルで両立しますが、ある価格からは日本のためにはなるかもしれないが、当社のためにはならないという分岐点が来ると考えています。
そのときは、私はこの会社の株主価値を最大化することに今の人生を懸けているわけですから、当然そちらを優先したいと思っています。
また、財務規律について、営業利益10倍が、絶対不可侵の憲法第1条のように認識されているようですが、この点は修正させていただきたいと考えています。
2025年3月期から、会社の規模がある程度大きくなり、市場のご要望を受けて営業利益率向上に取り組んでいる最中です。M&Aに関しても、営業利益10倍で対象会社を買収できたのは、あまり利益を上げていない会社を中心に買収してきたためでした。
やはり営業利益率15%を超える会社を買収しようと考えると、それなりの価格を出さなければならないというのが、グローバルスタンダードです。だからこそYAGEO社も善管注意義務の範囲でとにかく買い付け価格を上げているのだろうと考えています。
芝浦電子の買収価格が営業利益の10倍に収まっていないという質問をたくさんいただいていますが、2024年の統合報告書でも、M&Aにおいて財務規律にはこだわりすぎないと明確にご説明していることをご理解いただければ幸いです。

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