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2023年3月期 第3四半期決算説明電話会議(2023年2月3日)
貝沼です。
それでは私から、本日のポイントについてご説明します。
3Qは、10-11月は堅調だったものの、12月に突然のスローダウンがありました。ベアリング、HDD向けモーター、バックライト、半導体、ゲーム、OISなど、程度の差はあるものの、当社の収益基盤がおしなべてスローダウンしてしまった状態でした。
本来我々のように様々な産業に製品を納めている会社は、一つ二つの事業が悪くなったとしても他がカバーするものですが、とても航空機だけではカバーができなかったというのが実情です。
ただ、HDD関連については、お客様の在庫調整は完了したという情報があり、12月に底打ちし、1月から3月に向けて回復を見込んでいます。あとは、サプライチェーンにおけるHDDの在庫が解消していけば、来期には回復できると考えています。
また、今期はポジティブなイベントとネガティブなイベントが交錯した状況となっています。12月には為替が大きく変動し、円安時に仕入れた部品を円高時に販売することになるなど、ネガティブな影響がありました。また今期は為替予約の影響でマイナス90億円程度を見込む一方で、東京本部の売却益130億円があり、ネガティブイベントをポジティブイベントでカバーする状況になっています。
そうしたなかで今期の業績予想を修正しましたが、来期の収益向上に向けて、今期中に構造改革を積極的に実施していきたいと思っています。
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