説明要旨

更新日: 2008年7月31日

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2009年3月期 第1四半期決算説明電話会議(2008年7月31日)

最後に、5月に建物が完成しましたタイのボールベアリング新工場についてご紹介したいと思います。

ミニチュア・ボールベアリング市場は、世界景気の減速が心配される中でも着実に需要が伸びており、昨年度以降を見ても、四半期ごとに外部販売数量が伸びています。これは、ファンモーターを使用する電子機器などの伸び、ピボットアッセンブリーを使用するHDDの伸び、小型モーターの使用増加につながる自動車の電子化の進展などの要因が背景となっています。

その需要に応えるべく、また、業界最高の品質水準とコスト競争力の更なる強化を目指して、タイのバンパイン工場に、切削工程専用工場を新設しました。この工場は、これまでの一貫生産方式ではなく、エネルギー多消費型の切削工程を集約した工場です。新工場への集約と、建物全体を見直した、より効率的な空調関連システムの採用により、当社既存工場比較で電力使用量の4割削減が可能になると見ています。また、切削油回収の効率化や水資源の再利用強化により、省資源化を更に進めることが出来ます。

現在、既存工場からの生産機械の移転を順次進めており、当初は完成品ベースで月1,000万個の生産規模で操業を行います。最終的には、月3,000万個の生産規模を見込んでいます。

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