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2009年3月期 第1四半期決算説明電話会議(2008年7月31日)
当第1四半期の売上高は、前期第4四半期に比べて24億円6.9%減少の333億円となりました。 US$安による売上の減少が大きく影響しました。営業利益でも、US$安バーツ高などの影響があり、前期第4四半期に比べて13億円19.1%減少の56億円となり、営業利益率も2.5ポイント低下の16.8%となりました。
製品別では、ミニチュア・小径ボールベアリングにつきましては、売上高は前年同期比7.1%の減少、前期第4四半期比では4.6%の減少となりましたが、これはUS$安による影響を大きく受けたことによるものです。外部販売は前期第4四半期比で月200万個増加し、第2四半期以降も販売数量は堅調に推移するものと見込んでいます。
利益面でも前期第4四半期に比べ、US$安バーツ高による影響があり、利益が減少しました。今後は、今まで以上のコスト削減を推し進めます。また外部環境では、原材料高騰による影響が見込まれますが、生産性向上で吸収しきれない分については価格の修正を実施していきます。
ロッドエンド&スフェリカル・ベアリングにおいては、航空機市場は引き続き好調なものの、円高US$安の為替影響があり、売上高は前年同期比4.7%の減少、前期第4四半期比では5.9%の減少となりました。今後も好調な航空機生産を受けた旺盛な需要に確実に応えるべく、生産能力の増大に努めるとともに、航空機メーカーの新規モデルへの受注活動を積極的に進めていきます。利益面では、前期第4四半期に比べ、原材料費の高騰やUS$安円高の影響により減少しました。今後は原材料費高騰分の価格転嫁も図っていきます。
HDDに使用されるピボットアッセンブリーにつきましては、売上高は前年同期比0.5%の減少、前期第4四半期比では13.9%の減少となりました。HDD市場における在庫調整を受け、ピボットアッセンブリーの販売数量は月2,600万個と前期第4四半期比で月100万個以上減少し、US$安による売上減少もありました。第2四半期以降については、在庫調整が終了し、需要期に向け販売数量は増加すると見込んでおります。利益面では、US$安バーツ高による売上減少の影響により大きく減少しました。今後は、原材料高騰の影響が見込まれるため、早急に価格転嫁を行っていきます。
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