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2008年3月期 第3四半期決算説明電話会議(2008年2月1日)
まず、ミニチュア・小径ボールベアリングにつきましては、第3四半期の売上高は前年同期比1.9%増、第2四半期比3.5%減となりました。社内使用と合わせた販売個数は月1億9,200万個と、第2四半期比で200万個増加し、過去最高レベルを更新中です。これは引き続きピボットアッセンブリー向け、ファンモーター向けの需要が強いことが主な要因です。しかし、第2四半期比で売上が減少したのは主に円高USドル安の影響です。利益面では、第2四半期に比べ、コスト削減により、利益が増加しました。第4四半期も販売数量は堅調に推移すると見込んでおります。
ロッドエンドなど航空機用ベアリングは、引き続き好調な世界の航空機需要を受けて受注好調なものの、第3四半期は欧米のクリスマス休暇と円高USドル安のため、売上高は前年同期比9.5%増、第2四半期比5.5%減となりました。利益面では、第2四半期に比べ売上減少によって、利益が減少しました。第4四半期以降は、旺盛な需要に確実に応えるべく生産数量の増加に努めてまいります。
HDDに使用されるピボットアッセンブリーは、第3四半期の売上高が前年同期比17.7%増、第2四半期比0.2%減となりました。昨年夏以降のHDD市場の好調を受け、ピボットアッセンブリーの第3四半期販売数量は月2,800万個と、第2四半期から月100万個増加しましたが、売上には円高USドル安の影響が出ています。利益面では、増産効果もあり第2四半期に比べ増加しました。第4四半期の販売数量についても、季節性から若干減少するものの高水準で推移すると見込んでおります。
以上により、機械加工品事業セグメントの第3四半期の売上高は361億円、営業利益は71億円となり、営業利益率は19.8%となりました。
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