2015年
(2015年10月掲載)
日頃からの対話を大切に、信頼関係を培う
小林 当社では、2012年に軽井沢工場で初めて地域の方を招いたダイアログを行いました。それを機に、軽井沢工場では半年に一度のペースで定期懇談会を開催するようになり、地域の皆様との風通しが大変良くなったと感じています。例えば、軽井沢工場が持つヘリポートを災害時の救援ヘリや医療用のドクターヘリが利用できるよう、町や消防署と協定を結ぶことにもつながりました。このような形で、これから地域の皆様との連携を強めていけるといいと思います。
妹尾氏 災害などの非常時には、貴社とも直接連絡を取り合い、臨機応変に協力し合える仕組みがあれば自治会としても心強く感じます。
神庭氏 地域の安全を守るという点からは、「こどもかけこみ110番」の取り組みにもぜひご協力をお願いしたいです。子どもたちが身の危険を感じたとき救助を求められるよう工場にステッカーを貼っていただき、万一に備えた避難所として力をお借りできればと思います。
製品紹介の様子
野坂氏 地域の課題について話し合うため、定期的な会を持つというのはよいですね。お互いに担当者を置き、日頃から連携を強化しておくのは重要だと思います。そうした土台があれば、例えば市の小中学校が貴社に出張授業をお願いしたいとなったときも、気軽に相談できるような雰囲気が生まれるでしょう。
松田 おっしゃるとおりです。同じ地域に活動するものとしてホットラインを持ち、形式張ることなくざっくばらんな対話を続けていければと思います。