2014年

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画像:従業員とともに成長するカンボジア事業

(2014年10月掲載)

カンボジアにおけるミネベアのグローバル戦略

画像:起工式の様子

起工式の様子

ミネベアは2011年4月に60周年記念事業と位置付け、カンボジアでの生産を開始しました。当時、当社の主力製造拠点であるタイや中国では、為替リスク、労働力の不足、賃金の上昇といった課題を抱えており、こうした状況を打破するための新たな拠点として候補に挙がったのがカンボジアです。カンボジアは、当社最大の生産拠点であるタイから程近く、政治的にも安定しているのが利点で、カンボジア工場を人手を要する組立工程を中心とした拠点と位置付け、タイなどの周辺国工場では付加価値生産を加速させることで、アジア地域においてさらに効率的な生産体制を構築するのが狙いです。

カンボジア工場はプノンペン経済特区(PPSEZ)内にあり、2011年12月に、400m×70mで延べ床面積28,000㎡の第一工場を開所。2014年3月には、およそ4,000人の従業員を雇用し、約3年間でPPSEZ内最大規模を誇るまでに成長しています。製造ラインでは、OA機器や家電で使われる小型モーターやスマートフォン向けバックライトが昼夜を問わず組み立てられ、今後は世界の需要に対応するため、さらに規模を拡大する予定です。

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