環境マネジメント過去掲載分（2012年）

環境教育

基本的な考え方と取り組み

ミネベアグループでは、一人ひとりの環境意識を高めるため、新入社員、中途採用社員全員を対象に環境マネジメント基礎教育を実施しています。また、一般環境教育として、ミネベアグループ環境方針や目的・目標、実施計画などの教育を全従業員を対象に実施しています。

このほかにもISO14001内部監査員教育や、廃棄物管理教育、災害などの緊急事態を想定した訓練などを実施しています。

環境教育の代表的な教育内容

環境マネジメント基礎教育

新入社員への教育（76名、100%）
中途採用社員、派遣社員への環境教育（117名、100%）

一般環境教育

環境方針、目的・目標、実施計画などの教育（全従業員）
グループ環境新聞「ハロー環境！」、社内報「志峰」（全従業員）

ISO14001内部監査員教育

内部監査員養成研修（22名、100%）
内部監査員リフレッシュ教育（96名、72%）

※内部監査員資格の全保有者に対して

廃棄物管理教育

適正な廃棄方法に関する教育（全従業員）

緊急事態対応訓練

災害を想定した避難、対応訓練（全従業員）
緊急事態を想定した設備・機器の対応訓練（358名、100%）

※上記教育は、グループ環境管理室およ各工場の環境管理室が計画、主催した教育であり、職場などで独自に実施した教育は含まれません。また、表記の人数は、工場で実施された教育の延べ人数です。

グループ環境新聞「ハロー環境！」の発行

グループ環境新聞「ハロー環境！」

ミネベアグループでは毎月の決められた教育テーマに沿って、従業員が容易に読みやすく、学ぶことができる環境新聞「ハロー環境！」を発行し、環境教材として従業員に配布しています。

記事の内容はグループ内の環境活動だけでなく、日常生活にかかわる情報も掲載しています。2000年1月に浜松工場単独の環境新聞として第1号を発行してから、現在のグループ環境新聞2012年3月号まで、通算142号を発行しました。

ISO14001内部監査員養成研修（日本）

内部監査員養成研修の様子

1999年度から2011年度までに12回の研修を行い、総計234名が内部監査員の資格を取得しました。

研修ではISO14001審査員資格を持つ従業員が講師を務め、内部監査員に必要な知識と技能を身に付けるためのトレーニングを行います。研修生は国内の各工場から推薦され、講義による知識の習得、模擬監査およびグループディスカッションを経験したのちに筆記試験を受けます。参加態度、監査報告書の評価および筆記試験成績を総合的に判断し、合格者が内部監査員の資格を取得します。

省エネルギー推進の環境教育（タイ）

勉強会の様子

タイでは省エネルギー推進のための環境教育に積極的に取り組んでいます。

2011年度は、タイ国の省エネルギー省から講師を招いた勉強会を6回、民間の専門家を講師とした勉強会と併せて10回の勉強会を開催し、延べ190名が参加しました。勉強会では、省エネルギーの基礎学習から、エネルギー使用状況の分析手法などのより専門的な知識まで、幅広い内容を学習しています。ここで学んだ知識を生かして、各職場で空調や照明システムの効率改善など省エネルギーの取り組みを推進しています。