環境コミュニケーション 過去掲載分(2016年)

基本的な考え方
ミネベアグループの環境保全活動をより多くの方々に知っていただくために、インターネットやさまざまな媒体(CSRレポート、会社案内、アニュアルレポートなど)を通じて、その取り組みや成果を報告しています。また、地域の活動にも積極的に参加し、当社グループの環境への取り組みについて紹介する機会を設けています。
地域の子どもたちへ廃棄物分別の講習を実施(タイ)
NMBミネベアタイは、子どもたちの環境への意識を高め、廃棄物分別を理解し、推進することを目的に、地域の子どもたちに廃棄物の分別講習を行っています。
2015年8月にはアユタヤ県のチョンプラタンアヌクロー学校の小学4年生から中学3年生の子どもたち344名に、2016年3月にはパトゥンタニ県のワットプーニミット校の小学4年生から6年生52名と中学1年生から3年生 66名の子どもたちを対象に講習を行いました。
当日はクイズやゲームなども交えて子どもたちにタイのごみ問題、廃棄物の不適切管理が及ぼす影響、ごみの廃棄と再利用、廃棄物管理の有益な点などを説明しました。

チョンプラタンアヌクロー学校で行われた廃棄物分別講習会の様子
環境ワンクリック募金(藤沢工場)
藤沢市環境ワンクリック募金の
ミネベア募金ページ
ミネベアグループの藤沢工場が所在する神奈川県藤沢市では、地球温暖化に代表される環境問題に対応するため、行政、企業、市民で連携してその対策に取り組む「藤沢市環境ワンクリック募金」が行われています。
この取り組みは、「市民の環境への意識高揚」「企業の社会的貢献をPRする」「次世代を担う子どもたちの環境教育の充実を図る」ことを目的としており、当社グループは2009年7月よりこの取り組みに協賛しています。募金方法は、参加企業の環境活動紹介ページにて「募金します」のアイコンをクリックするだけで、参加企業より1クリックあたり5円をクリックした人に代わって募金する仕組みとなっています。募金により藤沢市内の学校へ、環境教育のための教材などが寄贈されます。
2015年度は、藤沢工場の環境ワンクリック募金ページを41,889クリックしていただき、100,000円※1を募金しました。
※1:藤沢市環境ワンクリック募金の企業の寄付上限金額は、月1万円且つ年10万円。
近隣住民の排水処理施設の見学受け入れ(タイ)
バンパイン工場の排水処理設備を見学する
シアンラックノイ地区の皆様
NMBミネベアタイのバンパイン工場は、近隣のシアンラックノイ地区の住民30名に排水処理システムを理解してもらうため、排水処理施設、雨水再利用施設の見学を受け入れました。
見学会後、参加者は同工場の排水処理と水質保全の取り組み、および、工場内で発生した排水を可能な限りリサイクルし、工場外に排水しない「工場排水ゼロシステム」を理解し、満足していただきました。
全国植樹祭の日に植林活動を実施(タイ)
NMBミネベアタイのロジャナ工場の代表10名が、近隣ワットカナム寺院で開催された全国植樹祭記念の植林活動および1万匹の魚の放流に、地域住民とともに参加しました。
植樹式典と植樹の様子
事業所周囲の清掃活動を実施(カンボジア)
2015年6月30日にミネベア・カンボジアの従業員約1,900名が、工場が所在するプノンペン経済特区内の美化と地域貢献を目的として、事業所周囲の清掃活動を実施し、ごみを収集しました。
カンボジア工場従業員による清掃活動の様子
中海・宍道湖の清掃活動に参加(日本)
米子工場の従業員40名が、国際的に重要な湿地としてラムサール条約に登録されている、鳥取県から島根県にまたがる中海・宍道湖の環境を守るための両湖護岸一斉清掃に参加しました。この清掃活動は鳥取県、島根県および沿岸5市(米子市、境港市、松江市、安来市、出雲市)などの主催で毎年6月に行われ、当日は約8,000名が参加し、15トンのごみを収集しました。梅雨の合間の晴天に恵まれ、参加者は気持ち良い汗を流しました。
ラムサール条約:特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約
清掃活動に参加した従業員と清掃活動の様子
通勤路の清掃(日本)
環境月間の活動の一環として、2015年6月17日に軽井沢工場と松井田工場で通勤路の清掃を実施しました。
軽井沢工場では60名が参加し、1.8kgのごみを収集しました。松井田工場では30名が参加し、12.5kgのごみを収集しました。

通勤路清掃の様子

収集したごみ類
第20回ふじさわ環境フェアに参加(日本)
毎年、藤沢市では市内の関係団体、学校、企業、一般市民が参加し「ふじさわ環境フェア」が開催されています。2015年11月21日には第20回となる環境フェアが開催され、藤沢工場も初めて出展しました。藤沢市長や行政の方々もブースの見学に訪れ、浅川事業部長自らも展示物の説明にあたりました。小学生くらいのお子さんを伴った家族連れの来場者など、多くの藤沢市民にミネベアの製品や環境保全活動を知っていただくことができました。
ふじさわ環境フェアの開会式典と会場のミネベアブースの様子