ENVIRONMENT
TALK SESSION
— ミネベアミツミ“らしさ”と“社風” —
Profile
- マーケティング
- M.K.
営業本部
マーケティング部
(2019年新卒入社/法学部法律学科)
マーケティング部
(2019年新卒入社/法学部法律学科)
世界における日本のものづくりや技術力のプレゼンスを肌で感じ、製造業を志望。学生時代にインド在住経験があり、決して楽ではない異国の土地で、現地の方と力を合わせて働く日系メーカーの駐在員の姿に憧れ、幅広い製品・技術・ソリューションを、さまざまなマーケットにグローバルに提供しているミネベアミツミへの入社を決意。
- 生産管理
- Y.O.
機構部品事業部
製造部
(2018年キャリア入社/情報学部情報学科)
製造部
(2018年キャリア入社/情報学部情報学科)
専攻内容を活かしてSEでの就職を検討するも、画面だけではなく顧客や製品にも向き合いたいとの想いからメーカーに興味を持つ。バックパッカーとして東南アジアを巡った際に触れた活気が忘れられず、東南アジアでもプレゼンスの高いミネベアミツミへ入社。
- 製品設計開発
- K.Y.
技術開発部門
広島車載開発センター
(2014年キャリア入社/情報システム工学部)
広島車載開発センター
(2014年キャリア入社/情報システム工学部)
前職で培ったICチップや半導体の知見を活かせるメーカーに絞って転職活動を行う。勤務地として希望していた西日本の拠点があることに加え、工場見学を行った際に豊富な測定機器が揃っていたことから様々な研究に打ち込めると思い、入社を決める。
- 生産技術
- H.A.
スマート製品事業部
回路製品技術部
(2013年新卒入社/機械専攻)
回路製品技術部
(2013年新卒入社/機械専攻)
自身が何か一つに打ち込むだけだと飽きやすく、様々なことを幅広く学びながら挑戦していきたいタイプであったことから、「相合」を掲げるミネベアミツミに共感する。学生時代に取り組んでいた研究内容を活かせるバックライト関連の製品も扱っていたことが入社の決め手となる。
成長の原動力は「パッション」。
一人一人の違いを認め合うことから、「相合」が生まれる。
多様な面を持つからこそ、
魅力に感じた部分も千差万別。
Q.入社前に抱いていた当社へのイメージは?
- H.A.
入社前は、とにかくグローバルな会社というイメージが強かったですね。技術に秀でた多品種の製品を数多く抱えて、世界でも活躍しているメーカーというイメージでした。加えて、多国籍ということは、多様な価値観を持つ人が多く、それらを受け入れられる柔軟な会社なのかなと想像していました。
- K.Y.
確かにグローバルなイメージは私もありました。ただ、個人的にはそれ以上に技術力の高いメーカーという印象が強かったです。世界で通用する商品を数多く生み出していますし、人の命を預かる車に乗せるような部品も抱えている。その分求められるレベルも高く厳しいかもしれませんが、自分の成長に繋がる環境だろうと期待していました。
- Y.O.
H.A.さん同様、多様性のある会社というのが第一印象でした。それは、世界各地に拠点があるというだけでなく、積極的にM&Aを行ってきた歴史からも感じました。きっと、様々な会社の優れた技術や良い文化を取り入れながら成長してきた会社で、自分もそれらを吸収して多面的に成長できるといいなと考えていたと思います。
- M.K.
私は文系出身ということもあり、技術力などと同じかそれ以上に人柄や社風、若手のうちから幅広くチャレンジできる環境かどうかなども気にして会社を探していたのですが、当社に関しては情熱を大事にしている会社だなと感じた記憶があります。エントリーシートの設問でも、情熱を持って取り組んだことを聞かれたり、面接でも逆質問の場を設けてもらったり、積極性や仕事に対する情熱、課題を乗り越えるチャレンジ精神というものがあるかどうか見られているという感覚は強かったです。
多様性を支えるのは、
互いを理解しようとする姿勢。
Q.入社後、そのイメージは変わりましたか?
- K.Y.
入社後に関しても、技術力の高い会社というイメージは変わりませんでした。むしろ想像以上だったかもしれません。さらに経営統合以降は既存技術を磨くだけでなく、新しい技術を取り入れた開発も求められるようになりました。入社直後はついていくのに必死な部分もありましたが、その分技術者として成長できている実感が得られてやりがいも想像以上に大きかったです。
- Y.O.
私も入社前のイメージとギャップはそこまでなかったと思います。経営統合前の出身母体によって得意とする技術や価値観も微妙に異なり、学べることも多いなと感じています。意外だったのは、そうは言っても摩擦や衝突などの不和もあるのかなと思っていたのですが、それが感じられないこと。もちろん意見が食い違うこともあるのですが、揉めるのではなくしっかりとお互いの意見に耳を傾けて、より良い着地点を探そうとする。だから、これだけ文化の違う会社が一つになっても成長を続けてこれたのだと納得したことを覚えています。
- H.A.
基本的には入社前の印象通りでした。製品も技術も価値観も本当に多様で毎日刺激をもらっています。そうした多様な文化が混ざり合う環境だからなのか、相手のことをよく理解しようとする人が多いんだなという部分は、入社前には見えなかったことかもしれません。その人の知識や経験だけでなく、考え方や人柄といった部分まで知ろうという風土があり、仕事以外の他愛のない雑談も活発に飛び交っていますね。
- M.K.
私の場合、想像と正反対とまではいかないですが、良い意味でのギャップは大きかったですね。まず、海外がこんなにも身近なのかということ。もちろんグローバル企業という認識はありましたが、入社してから5年と経たずに同期の多くが海外赴任や出張を経験したり、海外メンバーと日常的に仕事をするほどとは思っていませんでした。また、営業時代には若手への裁量の大きさも感じました。1年目の私にも幅広い製品でお取引のある大切なお客様を任せていただき、責任と緊張も感じましたが、会社が期待してくれているんだなと感じて嬉しかったです。
情熱を持って挑戦し続けることが、
事業、会社、社会を動かす。
Q.ミネベアミツミのコーポレートスローガンは「Passion to Create Value through Difference」。皆さんの「パッション(情熱)」を教えてください。
- M.K.
私には入社当時から変わらない想いがあって、それは「日本のものづくりを世界中に届けて人々の暮らしを豊かにしたい」というもの。営業やマーケターとして、大切なお客様に製品の価値を正しくお伝えし、当社製品を選んでいただくには、お客様はもちろん、自社製品への深い理解も必要不可欠。現在、製品マーケティングを担当しているベアリングやモーターという領域に縛られることなく、社内外の製品や技術に関する知識を深めるために、工場や技術の方にも話を聞きながら地道に頑張っています。
- H.A.
私のパッションは、「この工場に任せてよかった」といかにして思ってもらうかということ。現在はタイ工場で基盤製品の製造を行っていますが、ただ製造するだけでは期待に応えられはしても、期待を超えることはできません。お客様に来場いただいた際には新しいニーズが隠れていないかヒアリングをしてみたり、会社が力を入れている自動化に関しても工場の視点で何かアイディアが出せないか考えてみたり、何かしらの付加価値を生み出すことで期待を超えて「任せてよかった」を一つでも多く引き出そうと頑張っています。
- Y.O.
現在担当している生産管理は、生産コントロールの中核を担う仕事。私の裁量次第で工場、ひいては会社の売上を大きく左右してしまいます。これだけ責任が大きいと、普通は決断に迷ったり時間がかかったりしてしまう。しかし、その遅れは生産の遅れにもダイレクトに繋がる。だからこそ、スピード感を持って決断し、行動することに情熱を持っています。責任の大きさをモチベーションへと変えて、迅速かつ円滑なコミュニケーションでスムーズな生産を実現し続けることが私の使命ですから。
- K.Y.
最新の技術を用いて開発の最前線を走り続けなければ、この会社で技術開発を任されている意味がない。それが私のパッションです。これは、経営統合前に入社したことが大きく影響していると思います。統合をきっかけに、新規技術の開発に拍車がかかっただけでなく、使える知見も大きく広がりました。今担当しているスマートフォンを車の鍵として使用する技術も、ユーシンのキーロック技術とミツミ電機の通信技術が融合されたからこそ。こうした環境で技術開発ができるありがたさを噛み締めながら、その環境を守るためにも「相合」の精神で会社の次の核となる技術や製品を生み出していきたいですね。
強い思いと柔軟な姿勢で、
新しい価値を一緒に生み出したい。
Q.これからミネベアミツミへの入社を考えてくださる方へ、メッセージをお願いします。
- Y.O.
社員が情熱を持ち続けていられるのは、会社がその情熱に応えてくれるから。年次関係なく意見を発信でき、早期から海外赴任の機会も与えてくれる。これは、逆に言えば自ら動かずに待っているだけでは機会はやってこないということでもあります。強い想いや、それに基づく行動力がある人こそ当社で輝くと思います。
- M.K.
おっしゃる通り、積極性がある人にとって当社はこれ以上ない環境だと思います。私が感じているのは、周りを巻き込む力も大事だということ。特に当社の圧倒的な強みである「相合力」を最大限に活かすためには、多くの人の協力が必要です。決して自分勝手になることなく、周りへのリスペクトを持ちながらもブレない信念を軸に周りを巻き込んでいける。そんな人材を私も目指しています。
- H.A.
情熱と聞くと、すごく前のめりである印象を受ける人も多いと思います。たしかに積極性は必要ですが、バランスも大事。M.K.さんの言う通り、いろいろな人を巻き込む必要があり、しかも社員はバックボーンも価値観も実に多様です。そうした環境で物事を前に進めるには、猪突猛進的に推し進めるのではなく、時に立ち止まったり一歩引いたりしながら相手の意見や気持ちに寄り添う柔軟さも欠かせません。真っ赤に燃える情熱の炎というよりは、静かに、しかし強く燃え続ける青い炎のような情熱を持って飛び込んできてもらえれば嬉しいです。
- K.Y.
私は、新しいことに挑戦する気持ちを大事にしてほしいなと思います。当社が掲げる「相合」という言葉に表れているように、一人一人が磨いてきた技術や知見を相い合わせることで新しい価値を生み出す。それが当社の何よりの強みです。当社のあらゆるリソースに、自分の培ってきたものを相い合わせて、まだ世にない価値を生み出したい。そんな挑戦心を持った方と一緒に働けるのを心から楽しみにしています。