マテリアリティ
ミネベアミツミグループは、「より良き品を、より早く、より多く、より安く、より賢くつくることで持続可能かつ地球にやさしく豊かな社会の実現に貢献する」の経営理念のもと、経営の本質はサステナビリティであることを信念とし、持続的な成長と持続可能な社会への貢献を追求しています。
このたび、サステナブルグロース(持続的成長)を支える「基盤戦略(長期的な資本コストの低減を実現するもの)」として、「マテリアリティ」を改めて見直し、「成長戦略(事業拡大、利益成長、課題認識に対する製品展開)」と並ぶ経営の両輪とすることで、企業価値の最大化を目指していきます。
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成長戦略(IR情報に移動します)
4つの重要テーマとマテリアリティとして長期的に目指す姿
サステナブルグロースの実現に向けた「基盤戦略」として、10項目の「マテリアリティ」を特定しました。さらに、これらのマテリアリティを4つの重要テーマ「革新的な製品・技術・ビジネスモデルの開発と普及」「社員が活き活きと能力(スキル・知識・経験等)を最大限に発揮できる環境の整備」「経営体制の強靭化」「地球環境課題解決への貢献」に集約し、いずれも等しく経営に影響を及ぼす不可欠なものであると位置づけています。
【重要テーマ】 革新的な製品・技術・ビジネスモデルの開発と普及

マテリアリティ | マテリアリティとして長期的に目指す姿 |
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社会課題を解決するソリューション・テクノロジーの創出 | 当社が注力する成長領域の社会的課題を解決するためには、いわゆる4高(高電圧、高電流、高周波、高速)のトレンドで達成される高効率化が求められます。これらを高いレベルで実現するため、当社が保有する技術とイノベーションを活用して賢くものづくりをおこなうことで社会に貢献し、なくてはならない会社となる基盤を確立します。 |
AI・DXの製造現場での活用 | 製造工程に新しいアイデアを導入し、ものづくりの革新性を維持し続けることで、メーカーとしての優位性を強化します。 |
超精密部品の大量・安定供給体制の強化 | 製造に関わるすべてのプロセスを高度化し、安定性と高品質を推進することで、当社のものづくりをより高いレベルへ押しあげます。 |
【重要テーマ】 社員が活き活きと能力(スキル・知識・経験等)を最大限に発揮できる環境の整備

マテリアリティ | マテリアリティとして長期的に目指す姿 |
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会社と社員が共に成長できるための仕組みづくり | 当社の持続的成長に必要な人材(コア人材、製造・営業・技術のプロフェッショナル人材等)の育成策の適切な実行により、社員が成長しています。また、社員の自律的成長への意識が高まり、個人パフォーマンスの向上を通じて当社業績にも好影響が表れています。 |
グローバルなDEIの推進 | 各拠点において、国籍・性別・年齢・ライフプラン等の属性が異なる人材がその力を最大限に発揮し、その結果によるイノベーション創出等が、会社の持続的成長に貢献しています。 |
従業員エンゲージメントが高い状態で、安全で健康に働ける職場の実現 | あらゆる年代の多様な社員が、会社の経営理念や戦略に共感して、会社の発展のために自発的に貢献したいという意欲を持って、安全な環境で健康に活き活きと働いています。 |
【重要テーマ】 経営体制の強靭化

マテリアリティ | マテリアリティとして長期的に目指す姿 |
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コーポレートガバナンスの充実化 | 企業価値向上を牽引するガバナンス体制を充実化します(コーポレートガバナンス・コードへの対応、内部管理体制の充実、情報開示の拡充、ステークホルダーに向けた取り組み強化等)。 |
リスクマネジメントの強化 | 持続的成長実現のためのリスク管理体制を強化します(多様なリスクの把握、管理、必要な施策の実行等)。 |
【重要テーマ】 地球環境課題解決への貢献

マテリアリティ | マテリアリティとして長期的に目指す姿 |
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環境貢献型製品による世界のCO2排出量削減 | 環境貢献型製品による省エネ、高効率、省資源等を通じ、世界のCO2排出量削減と地球環境保全に貢献します。 |
再生可能エネルギーの利用拡大等による環境負荷の最小化 | 気候変動対策としてカーボンニュートラル達成に向けた再生可能エネルギーの利用拡大による温室効果ガス排出量削減等、事業活動における環境負荷の可能な限り低減します。 |
マテリアリティの特定プロセス
2019年に社会的責任を果たし経営の持続可能性を高めるために、重点的に取り組むべきサステナビリティ課題としてマテリアリティを特定しました。
その後、2021年には環境問題への関心の高まりなど外部環境の変化を踏まえ、全社視点から戦略を遂行するための経営課題としてマテリアリティの見直しと重要テーマの整理を実施し、2025年には2029年を見据えた重点的に取り組むテーマとして、サステナブルグロース(持続的成長)の実現に向け、価値創造に影響を与える観点から重要課題候補を再整理し、マテリアリティと重要テーマの再見直しをおこないました。
① 2019年 マテリアリティの特定
Step1 重要課題候補20項目の整理
国際的な各種ガイドライン(GRIスタンダート、SDGs、ISO26000、SASB)や当社グループのビジネスモデルを参考に、重要課題候補として20項目を選定
Step2 ステークホルダーとの対話を通じた重要性の評価
整理した20項目に対し、社内アンケートやステークホルダーのご意見等を反映し、重要性を評価。その評価結果を踏まえ、第三者機関との対話により、考え方と結果に対する見解を伺う
Step3 マテリアリティの特定
上記の結果を踏まえ、マテリアリティ10項目を3つの重要テーマに整理して、取締役会へ報告し、マテリアリティとして決定

② 2021年 マテリアリティの見直し
経営理念や経営戦略の遂行における「経営課題」としてマテリアリティの見直しをおこない、事業活動における環境負荷低減の観点も重視し、重要課題候補20項目の表現をより明確に整理した上で、マテリアリティ9項目を3つの重要テーマに集約して、取締役会へ報告し、マテリアリティとして決定

③ 2025年 重要課題候補の再整理とマテリアリティの見直し
Step1 重要課題候補20項目の再検討
社内の全関係部署が参画し、マテリアリティを当社のサステナブルグロース(持続的成長)を支える「基盤戦略」と改めて位置づけ、その実現に向けた重要課題候補20項目、2029年を見据えて重点的に取り組むべきマテリアリティと重要テーマの再検討を実施
Step2 ステークホルダーとの対話
Step1の内容について、取締役や社外取締役との議論に加え、エンゲージメント先である機関投資家からもアンケートを通じてご意見をいただき、これらの結果を反映させる形で内容の見直しを実施
Step3 マテリアリティおよび重要テーマの見直し
従来の重要課題候補20項目から18項目に再構成し、そのなかからマテリアリティとして10項目を選定し、4つの重要テーマに整理のうえ、取締役会へ報告し、マテリアリティとして決定
機関投資家からマテリアリティ原案に関するご意見を頂戴しました
- 「相合」の内容は、貴社ならではの特徴が表れており、成長戦略と直結することで、企業価値の向上において重要な役割を果たすものと考えます。
- マテリアリティの捉え方は各社各様だと理解しますが、普遍的なテーマをマテリアリティとして設定し、貴社独自の取り組みを重点活動項目として定義する方が、より適切であると考えます。これにより、普遍的な重要課題の解決を通じて、企業価値の向上をより効果的に訴求できるように思います。
重要課題候補の再整理
2019年に特定、2021年に整理した重要課題候補20項目の見直しを実施し、17項目に集約。さらに、近年の経営環境を勘案し、新たな重要要素として「AI・DXの製造現場での活用」を追加し、合計18項目に再整理
既存 重要課題候補20項目とマテリアリティ特定9項目(青文字) |
2025年 重要課題候補18項目とマテリアリティ特定10項目(青文字) |
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1 エネルギー利用の効率化 | ![]() |
1 再生可能エネルギーの利用拡大等による環境負荷の最小化 |
2 事業活動による環境負荷の最小化 | 2 環境貢献型製品による世界のCO2排出量削減 | |
3 環境貢献型製品による世界のCO2排出量削減 | 3 資源の有効活用 | |
4 環境負荷物質の削減 | 4 気候変動への適応 | |
5 資源の有効活用 | 5 生物多様性の保全 | |
6 気候変動への適応 | 6 地域社会との共生 | |
7 生物多様性の保全 | 7 人権の尊重 | |
8 地域社会との共生 | 8 従業員エンゲージメントが高い状態で、安全で健康に働ける職場の実現 | |
9 人権の尊重 | 9 会社と社員が共に成長できるための仕組みづくり | |
10 従業員の安全と健康 | 10 グローバルなDEIの推進 | |
11 働きやすい職場づくり | 11 超精密部品の大量・安定供給体制の強化 | |
12 グローバル規模の人材育成 | 12 顧客満足度の向上 | |
13 グローバル規模のダイバーシティの推進 | 13 責任ある調達の推進 | |
14 超精密部品の大量・安定供給体制の強化 | 14 社会課題を解決するソリューション・テクノロジーの創出 | |
15 顧客満足度の向上 | 15 コーポレートガバナンスの充実化 | |
16 責任ある調達の推進 | 16 リスクマネジメントの強化 | |
17 社会課題を解決するソリューション創出 | 17 コンプライアンスの遵守 | |
18 健全なコーポレートガバナンスの確立 | 18 AI・DXの製造現場での活用 | |
19 コンプライアンスの遵守 | ||
20 リスクマネジメントの強化 |
重要課題候補の再整理
2021年に見直しを実施した重要課題候補20項目の見直しを実施し、17項目に集約。さらに、近年の経営環境を勘案し、新たな重要要素として「AI・DXの製造現場での活用」を追加し、合計18項目に再整理
2021年 重要課題候補20項目とマテリアリティ特定9項目(青文字) |
1 エネルギー利用の効率化 |
2 事業活動による環境負荷の最小化 |
3 環境貢献型製品による世界のCO2排出量削減 |
4 環境負荷物質の削減 |
5 資源の有効活用 |
6 気候変動への適応 |
7 生物多様性の保全 |
8 地域社会との共生 |
9 人権の尊重 |
10 従業員の安全と健康 |
11 働きやすい職場づくり |
12 グローバル規模の人材育成 |
13 グローバル規模のダイバーシティの推進 |
14 超精密部品の大量・安定供給体制の強化 |
15 顧客満足度の向上 |
16 責任ある調達の推進 |
17 社会課題を解決するソリューション創出 |
18 健全なコーポレートガバナンスの確立 |
19 コンプライアンスの遵守 |
20 リスクマネジメントの強化 |

2025年 重要課題候補18項目とマテリアリティ特定10項目(青文字) |
1 再生可能エネルギーの利用拡大等による環境負荷の最小化 |
2 環境貢献型製品による世界のCO2排出量削減 |
3 資源の有効活用 |
4 気候変動への適応 |
5 生物多様性の保全 |
6 地域社会との共生 |
7 人権の尊重 |
8 従業員エンゲージメントが高い状態で、安全で健康に働ける職場の実現 |
9 会社と社員が共に成長できるための仕組みづくり |
10 グローバルなDEIの推進 |
11 超精密部品の大量・安定供給体制の強化 |
12 顧客満足度の向上 |
13 責任ある調達の推進 |
14 社会課題を解決するソリューション・テクノロジーの創出 |
15 コーポレートガバナンスの充実化 |
16 リスクマネジメントの強化 |
17 コンプライアンスの遵守 |
18 AI・DXの製造現場での活用 |
マテリアリティとリスクと機会
外部環境分析やステークホルダーとの対話を通じて、企業価値の向上に影響を及ぼす中長期的なリスク要因を特定しています。特定されたリスクのなかから、事業への影響度と社会からの期待度を考慮してマテリアリティを抽出し、これらのリスクへの対応を将来の事業創出の機会と捉え、新たな価値創造に繋げていきます。
【重要テーマ】 革新的な製品・技術・ビジネスモデルの開発と普及
マテリアリティ | 目指す姿 | 当社にとってのリスク | 当社にとっての機会 |
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社会課題を解決するソリューション・テクノロジーの創出 | 当社が注力する成長領域の社会的課題を解決するためには、いわゆる4高(高電圧、高電流、高周波、高速)のトレンドで達成される高効率化が求められます。これらを高いレベルで実現するため、当社が保有する技術とイノベーションを活用して賢くものづくりをおこなうことで社会に貢献し、なくてはならない会社となる基盤を確立します。 |
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AI・DXの製造現場での活用 | 製造工程に新しいアイデアを導入し、ものづくりの革新性を維持し続けることで、メーカーとしての優位性を強化します。 |
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超精密部品の大量・安定供給体制の強化 | 製造に関わるすべてのプロセスを高度化し、安定性と高品質を推進することで、当社のものづくりをより高いレベルへ押しあげます。 |
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【重要テーマ】 社員が活き活きと能力(スキル・知識・経験等)を最大限に発揮できる環境の整備
マテリアリティ | 目指す姿 | 当社にとってのリスク | 当社にとっての機会 |
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会社と社員が共に成長できるための仕組みづくり | 当社の持続的成長に必要な人材(コア人材、製造・営業・技術のプロフェッショナル人材等)の育成策の適切な実行により、社員が成長しています。また、社員の自律的成長への意識が高まり、個人パフォーマンスの向上を通じて当社業績にも好影響が表れています。 |
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グローバルなDEIの推進 | 各拠点において、国籍・性別・年齢・ライフプラン等の属性が異なる人材がその力を最大限に発揮し、その結果によるイノベーション創出等が、会社の持続的成長に貢献しています。 |
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従業員エンゲージメントが高い状態で、安全で健康に働ける職場の実現 | あらゆる年代の多様な社員が、会社の経営理念や戦略に共感して、会社の発展のために自発的に貢献したいという意欲を持って、安全な環境で健康に活き活きと働いています。 |
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【重要テーマ】 経営体制の強靭化
マテリアリティ | 目指す姿 | 当社にとってのリスク | 当社にとっての機会 |
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コーポレートガバナンスの充実化 | 企業価値向上を牽引するガバナンス体制を充実化します(コーポレートガバナンス・コードへの対応、内部管理体制の充実、情報開示の拡充、ステークホルダーに向けた取り組み強化等)。 |
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リスクマネジメントの強化 | 持続的成長実現のためのリスク管理体制を強化します(多様なリスクの把握、管理、必要な施策の実行等)。 |
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【重要テーマ】 地球環境課題解決への貢献
マテリアリティ | 目指す姿 | 当社にとってのリスク | 当社にとっての機会 |
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環境貢献型製品による世界のCO2排出量削減 | 環境貢献型製品による省エネ、高効率、省資源等を通じ、世界のCO2排出量削減と地球環境保全に貢献します。 |
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再生可能エネルギーの利用拡大等による環境負荷の最小化 | 気候変動対策としてカーボンニュートラル達成に向けた再生可能エネルギーの利用拡大による温室効果ガス排出量削減等、事業活動における環境負荷を可能な限り低減します。 |
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