2013年

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画像:日本政策投資銀行の環境格付で最高ランクを取得

(2013年10月掲載)

ミネベアの環境経営度

環境格付融資とは、企業の環境経営度を評価し、事業の長期的な持続可能性を考慮に入れて、融資条件を決定するものです。環境経営度の評価は、「経営全般」「事業関連」「パフォーマンス関連」の3つの視点で評価され、総合的にA~Dの4つのランクに分けられます。ミネベアでは、2012年度の評価において、「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」と認められる企業としてAランクの格付けを取得することができました。特に、生産設備などの内製化を背景にした生産工程での環境負荷削減の取り組みや、超精密機械加工技術を生かした環境配慮製品の開発などを当社の特徴として評価していただきました。これに加え、CSRの中期計画を立てている点やダイアログを実施している点を踏まえ、包括的に持続可能な経営を目指していると評価いただきました。

画像:特に評価された取り組みの例

さらに環境に優しいものづくりを目指して

多くの側面でミネベアの環境への取り組みを評価していただいた一方、評価を通じて温暖化対策の強化などさらなる取り組みが必要なポイントもあらためて認識できました。今回の融資を有効に利用し、こうした課題に積極的に取り組み、より環境に配慮した事業運営ができるよう対策を進めていきます。

融資の投資先である新松井田工場(2013年11月完成予定)では、「ミネベア国内工場で最も優れた省エネ工場」をコンセプトに建設を進めています。例えば、断熱による空調能力の低減や、受変電設備をはじめとしたさまざまな設備の導入による電力負荷の低減など、より環境に優しいものづくりを行えるよう準備しています。

今後、当社グループでは松井田工場での取り組みだけでなく、物流効率の向上や各事業所での取り組みを強化して、2015年度までにCO2排出量を生産原単位で5%削減(2010年度基準)を一つの目標とし、さらなる活動を続けていきます。

画像:新松井田工場の省エネ施策

※現在行っている環境に対する詳細な取り組み報告は環境報告をご覧ください。

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