環境マネジメント 過去掲載分(2015年)
環境マネジメント体制
ミネベアグループでは、「ミネベアグループ環境方針」を実践するために、取締役会、社長執行役員をトップとした環境マネジメント体制を構築しています。全体の推進組織として、役員を中心とした環境マネジメント委員会と実務者によるグループ環境対策委員会を設置し、環境政策について迅速に対応できる体制としています。また、各事業所に事業所環境管理総括責任者と環境管理責任者を配し、工場、事業所ごとに具体的な環境保全活動を推進しています。

環境監査
カンボジア工場の外部監査の様子
ミネベアグループでは、世界中の主要拠点においてISO 14001の認証取得を推進しています。既存工場はすべて認証を取得しており、新設や新たに取得した工場なども認証取得計画に基づき環境マネジメント活動を開始しています。
2014年度は、工場以外の拠点として初となる東京本部のISO 14001認証取得が計画され、2014年6月に外部認証機関の監査を受審し、認証を取得しました。また、認証を維持するために、第三者機関による外部監査と、社内監査員による内部監査をそれぞれ年1回行っています。
法規制の遵守
ミネベアグループの各事業所では、各種環境法令への遵守を確実なものとするため、国や周辺地域の法令基準を上回る自主基準値を設定し、管理を行っています。重要な監視項目については、定期的に第三者分析機関に依頼して測定を行い、必要に応じて行政への報告も行っています。
ミネベアのかかわる環境法令(代表法令)
- 水質汚濁防止法
- 大気汚染防止法
- 騒音規制法
- 振動規制法
- 土壌汚染対策法
- エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法)
- 化学物質審査規制法(化審法)
- 製品中の有害化学物質規制(EU-RoHS指令、EU-REACH規則、ほか)
- 生物多様性基本法
- 環境影響評価法
- 消防法
- 労働安全衛生法 など