今期業績予想

更新日: 2025年9月26日

* 当社は、2019年3月期第1四半期より国際会計基準(IFRS)を適用しています。

連結業績予想

2026年3月期の通期業績予想につきましては、5月に発表した期初予想時のリスクシナリオを修正いたしました。ベースシナリオについては変更はございません。
ベースシナリオでは、売上高1兆5,200億円、営業利益1,000億円を、リスクシナリオでは、売上高1兆5,000億円、営業利益900億円を見込んでおります。
米相互関税によるコスト増は、売価転嫁を基本戦略としているため、直接的な影響は軽微であると見ております。関税の影響が長期化する場合、四半期ベースではマイナス影響が拡大する可能性がありますが、価格転嫁が未完了のお客様に対しても引き続き誠実に協議を進めており、影響は一定程度コントロール可能であると考えております。

2026/3期(ベースシナリオ)

  2025/3期
通期
実績
2026/3期(ベースシナリオ) 対前年
増減率
上半期
計画
下半期
計画
通期
計画
売上高 十億円 1,522.7 774.5 745.5 1,520.0 -0.2%
営業利益 十億円 94.5 42.5 57.5 100.0 5.8%
営業利益率 6.2% 5.5% 7.7% 6.6%
税引前当期利益 十億円 82.6 40.5 55.5 96.0 16.2%
税引前当期利益率 5.4% 5.2% 7.4% 6.3%
親会社の所有者に帰属する当期利益 十億円 59.5 30.0 41.0 71.0 19.4%
親会社の所有者に帰属する当期利益率 3.9% 3.9% 5.5% 4.7%
基本的1株当たり当期利益(EPS) 147.58 74.70 102.10 176.80 19.8%

2026/3期(リスクシナリオ)

  2025/3期
通期
実績
2026/3期(リスクシナリオ) 対前年
増減率
上半期
計画
下半期
計画
通期
計画
売上高 十億円 1,522.7 774.5 725.5 1,500.0 -1.5%
営業利益 十億円 94.5 43.0 47.0 90.0 -4.7%
営業利益率 6.2% 5.6% 6.5% 6.0% -3.3%
税引前当期利益 十億円 82.6 41.0 45.0 86.0 4.1%
税引前当期利益率 5.4% 5.3% 6.2% 5.7% 5.7%
親会社の所有者に帰属する当期利益 十億円 59.5 30.0 33.5 63.5 6.8%
親会社の所有者に帰属する当期利益率 3.9% 3.9% 4.6% 4.2% 8.4%
基本的1株当たり当期利益(EPS) 147.58 74.70 83.42 158.12 7.1%
グラフ:売上高
グラフ:営業利益・営業利益率

部門別売上高、営業利益予想

※下記は全てベースシナリオの前提で記載しております。
2026年3月期のプレシジョンテクノロジーズセグメントにおいて、ボールベアリングは、自動車向け、データセンター向けに加え、PMCも引き続き堅調に推移する見込みです。自動車向けはコンテンツグロースにより継続的な成長を見込んでおります。データセンターについては冷却方式の変化に依らず、ファンモーター需要は底堅く、当社の高性能ベアリングの販売余地は今後も拡大していくと考えております。航空機向けビジネス(ロッドエンド・ファスナーを含む)については、航空機メーカーの潤沢なバックログに支えられ、当社製品の需要も着実に増加しています。航空機メーカー側の労働力不足による一時的な制約はあるものの、中長期的には成長が続くと見込んでおります。

モーター・ライティング&センシング(MLS)セグメントは、モーターが順調に推移し、ファンモーターのハイマージン化が進む見込みです。ハードディスクドライブ向けも高付加価値製品の販売が堅調に続いています。ライティングでは、バックライトが底を打ち、タブレットの生産数量増加や車載向けディスプレイの量産開始により収益改善を見込んでおります。また、スマート製品のバッテリー保護モジュールが好調に推移しており、今後の主要な収益ドライバーになると見込んでいます。

セミコンダクタ&エレクトロニクス(SE)セグメントは、ミネベアパワーデバイスの価格是正や滋賀工場の新製品立ち上げにより、収益力の回復を見込んでおります。

光デバイスはレアアース規制の影響で減収減益を見込むものの、代替調達の拡大により順次解消を進めてまいります。機構部品は、1Qは為替差損の影響を受けましたが、2Q以降は安定的に収益に貢献する見通しです。

アクセスソリューションズ(AS)は、下半期にかけて収益が増加していく構造となっています。自動車向けでは、当社が長年取り組んできたハイマージン製品の量産が本格的に始まり、収益への貢献を見込んでおります。米相互関税や中国経済の減速といった外部環境の不透明感はあるものの、現時点では計画通りの利益計上を見込んでおり、生産性改善とハイマージン製品の投入により収益改善を進めてまいります。

2026/3期(ベースシナリオ)

  2025/3期
通期
実績
2026/3期(ベースシナリオ) 対前年
増減率
上半期
計画
下半期
計画
通期
計画
売上高 十億円 1,522.7 774.5 745.5 1,520.0 -0.2%
プレシジョンテクノロジーズ 十億円 255.7 127.5 128.5 256.0 0.1%
モーター・ライティング&センシング 十億円 407.7 207.0 220.0 427.0 4.7%
セミコンダクタ&エレクトロニクス 十億円 527.6 284.0 232.0 516.0 -2.2%
アクセスソリューションズ 十億円 328.1 153.5 162.5 316.0 -3.7%
その他 十億円 3.5 2.5 2.5 5.0 41.6%
営業利益 十億円 94.5 42.5 57.5 100.0 5.8%
プレシジョンテクノロジーズ 十億円 55.7 27.5 29.5 57.0 2.3%
モーター・ライティング&センシング 十億円 23.0 12.0 18.0 30.0 30.5%
セミコンダクタ&エレクトロニクス 十億円 22.0 9.0 10.0 19.0 -13.6%
アクセスソリューションズ 十億円 15.9 6.5 12.5 19.0 19.3%
その他 十億円 -1.2 -1.0 -1.0 -2.0 -
調整額 十億円 -20.9 -11.5 -11.5 -23.0 -

2026/3期(リスクシナリオ)

  2025/3期
通期
実績
2026/3期(リスクシナリオ) 対前年
増減率
上半期
計画
下半期
計画
通期
計画
売上高 十億円 1,522.7 774.5 725.5 1,500.0 -1.5%
プレシジョンテクノロジーズ 十億円 255.7 127.5 124.5 252.0 -1.4%
モーター・ライティング&センシング 十億円 407.7 206.5 212.5 419.0 2.8%
セミコンダクタ&エレクトロニクス 十億円 527.6 284.5 229.0 513.5 -2.7%
アクセスソリューションズ 十億円 328.1 153.5 157.0 310.5 -5.4%
その他 十億円 3.5 2.5 2.5 5.0 41.6%
営業利益 十億円 94.5 43.0 47.0 90.0 -4.7%
プレシジョンテクノロジーズ 十億円 55.7 27.5 27.0 54.5 -2.1%
モーター・ライティング&センシング 十億円 23.0 12.0 14.0 26.0 13.1%
セミコンダクタ&エレクトロニクス 十億円 22.0 9.5 9.0 18.5 -15.9%
アクセスソリューションズ 十億円 15.9 6.5 9.5 16.0 0.5%
その他 十億円 -1.2 -1.0 -1.0 -2.0 -
調整額 十億円 -20.9 -11.5 -11.5 -23.0 -
グラフ:売上高、営業利益予想 プレシジョンテクノロジーズ
グラフ:売上高、営業利益予想 モーター・ライティング&センシング
グラフ:売上高、営業利益予想 セミコンダクタ&エレクトロニクス
グラフ:売上高、営業利益予想 アクセスソリューションズ

設備投資額、減価償却費、研究開発費

  2025/3期
通期
実績
2026/3期
(ベースシナリオ)
通期
計画
対前年
増減率
2026/3期
(リスクシナリオ)
通期
計画
対前年
増減率
減価償却費および償却費十億円 66.2 67.0 1.2% 67.0 1.2%
設備投資額十億円 94.8 80.0 -15.6% 80.0 -15.6%
研究開発費十億円 45.5 45.6 0.2% 45.6 0.2%

為替

  2025/3期
通期
実績
2026/3期
通期
想定
米ドル PL 152.61 140.00
BS 149.52 140.00
ユーロ PL 163.89 160.00
BS 162.08 160.00
タイバーツ PL 4.36 4.20
BS 4.40 4.20
人民元 PL 21.12 19.40
BS 20.59 19.40

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