2022年
2022年10月24日
ミネベアミツミ株式会社
ミネベアミツミ初の「グリーンボンド」発行に関するお知らせ
ミネベアミツミ株式会社(以下、当社という)は、2022年5月11日に公表したグリーンボンド・フレームワークに基づき、当社初となるグリーンボンド(無担保社債)の発行を2022年11月以降に予定し、本日10月24日、本発行に向けた社債の訂正発行登録書を関東財務局長に提出しましたので、お知らせいたします。
1. 本グリーンボンド発行の目的と背景
現在、脱炭素社会の実現やSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて、環境・社会課題に対する企業の姿勢がこれまで以上に求められています。このようななか、当社が社会的公器として最も真剣に取り組まなければならないのは、単に利益を向上させることではなく部品メーカーとして社会的課題を解決していくことであると考えています。
そこで、当社は、製造業の競争力の源泉である「QCDS(Quality 品質、Cost 価格、Delivery 納期、Serviceサービス)」に、「Eco(環境)/Efficiency(効率)」と「Speed(スピード)」 を加えた「QCDESS®」を、当社の100周年にあたる2051年に向けた基礎固めのための経営戦略として掲げました。品質・価格・納期・サービスだけでなく、環境への配慮・効率性を徹底した製品の開発・製造・販売を経営戦略の中心に置き、企業活動そのものを通して地球環境の改善、持続可能な社会の発展への貢献することを目指しております。QCDESS戦略の具体的な2本柱の施策として、再生エネルギーの活用や省エネルギー化を推進することによるカーボンニュートラルへの挑戦と、当社製品の省エネ効率の向上を通じ、世界全体のカーボンニュートラルに貢献するMMIビヨンドゼロの推進があります。特に、世界の電力消費の半分はモーターからきているといわれており、その構成部品であるボールベアリングからアナログ半導体において、当社の超精密加工技術を駆使することが社会の役に立つと考えております。自社のCO2排出量の削減努力に加え、当社の部品をご使用いただいている世界のお客様のCO2排出量削減を強力にサポートすることで、世界全体のCO2排出量削減に貢献していきます。当社は、このたび発行を予定するグリーンボンドを活用し、カーボンニュートラルに向けた脱炭素電源の調達や、当社製品の省エネ効率の向上に資するプロジェクトへの投資を行うことで、持続可能な地球環境の実現に貢献してまいります。
* QCDESSは、ミネベアミツミ株式会社の登録商標です。登録番号は6538154 号です。
2. 本グリーンボンドの概要
社債の名称 | ミネベアミツミ株式会社第10回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(グリーンボンド) (別称:ミネベアミツミ・グリーンボンド) |
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発行年限 | 5年 |
発行額 | 未定 |
発行時期 | 2022年11月以降(予定) |
グリーンボンド適合性評価 | 国際資本市場協会(ICMA)の「グリーンボンド原則(Green Bond Principles)2021」及び環境省の「グリーンボンドガイドライン2020年版」に適合しており、第三者機関である株式会社日本格付研究所(JCR)より「JCRグリーンボンド・フレームワーク評価」の最上位評価である「Green 1(F)」の評価を取得済 |
主幹事証券会社 | 野村證券株式会社、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社、大和証券株式会社 |
ストラクチャリング・エージェント* | 野村證券株式会社 |
* グリーンボンド・フレームワークの策定および第三者評価取得の助言等を通じて、グリーンボンドの発行支援を行う者のこと。
株式会社日本格付研究所(JCR)によるグリーンボンド・フレームワーク評価結果
ご参考:グリーンボンド・フレームワーク
ご注意:この文書は、グリーンボンド発行に向けた訂正発行登録書の提出に関して一般に公表するための発表文であり、投資勧誘又はそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。
以上
報道関係お問い合わせ先 | ミネベアミツミ株式会社 広報・IR室 Phone: 03-6758-6703 Fax: 03-6758-6718 E-mail: koffice@minebeamitsumi.com |
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