2019年

2019年9月5日

ミネベアミツミ株式会社

ミネベアミツミ、フランクフルトモーターショー2019出展概要
～ユーシンとの経営統合　欧州自動車マーケットでシナジーを発揮～

ミネベアミツミ株式会社（以下ミネベアミツミ）は、第68回フランクフルトモーターショー2019（International Motor Show, プレスデー：9月10日（火）・11日（水）、トレードデー：9月12日（木）・13日（金）、一般公開日：9月14日（土）～22日（日）、ドイツ・フランクフルト）に出展いたします。

ミネベアミツミは、2019年4月 Tier1自動車部品メーカー・株式会社ユーシン（以下ユーシン）と経営統合を実施しました。Tier1メーカーとしての自動車メーカーへのプレゼンスの拡大、従来のミネベアミツミの製品ラインナップとの技術シナジーの発揮、営業機能とグローバル生産拠点の活用など、様々なシナジーを見込んでいます。ミネベアミツミ技術とユーシン技術を相い合わせ「相合」力を発揮することで、今後10年間のうちに車載事業売上高5,000億円達成を目指しています。

本展示会では、デザイン性や空力性能を高めた次世代ドアハンドルであるフラッシュハンドル、軽い操作感でドアをオープンできるEハンドル及び電動ラッチ、車両への搭載自由度を増すために小径化・軽量化されたパワーリアゲート用コンパクトスピンドルドライブユニット、リアゲート開閉の快適性を改善するステップゲートバーチャルスイッチ・ジェスチャーセンサー、またスマートフォンによるバーチャルキーコンセプトなど、幅広いE-Access（電動化によるドア開閉システム）関連製品を中心に実車のデモンストレーションでご紹介いたします。
また、センターコンソール周辺のディスプレイ及び触覚デバイス（レゾナントデバイス）を搭載したエレキシフターをデモンストレーションで実体験いただけるとともにADAS・5G・インフォテインメント・サーマルマネジメントや電動化など、自動車業界の技術革新に貢献する幅広い製品・ソリューションラインナップをご提案いたします。

ミネベアミツミの欧州オペレーション

ミネベアミツミは、1951年にミニチュアボールベアリングメーカーとして創業したのち、欧州においては、1967年に初めてイギリスに市場開拓のための拠点を設立いたしました。以後、事業を拡大し続け、ユーシンとの経営統合により、欧州の生産拠点はドイツ、スロバキア、フランスを中心に、10か国18拠点に広がっています。

ミネベアミツミはベアリングに代表される超精密機械加工技術と、モーター、センサーや、半導体、無線技術など最先端のエレクトロニクス技術を組み合わせ、常識を超えた「違い」で新しい価値を生み出してまいります。

主な展示品目

フラッシュハンドル

Eハンドル

パワーリアゲート用コンパクトスピンドルドライブユニット
ステップゲートバーチャルスイッチ・ジェスチャーセンサー
バーチャルキーコンセプト
センターコンソール周辺ディスプレイ
触覚デバイス（レゾナントデバイス）搭載エレキシフター
各種ボールベアリング、モーター、アクチュエーター、アンテナ、コネクタ、センサーなど

展示会概要

ブースNO	Hall8 D32
プレスデー	2019年9月10日（火）・11日（水）8:00 - 18:00
トレードデー	2019年9月12日（木）・13日（金）9:00 - 19:00
一般公開	2019年9月14日（土）～22日（日）9:00 - 19:00（9月20日（金）のみ11:00 - 21:00）

フランクフルトモーターショー2019 公式サイト新しいウィンドウで開く

別紙（Europe Operation）

フランクフルトモーターショー　開幕レポート

出展製品　トピックス

LATM（Limited Angle Torque Motor）

ADASレベル3以上では必須と言われるLiDARについて、ミネベアミツミでは既に量産中のDCブラシレスモーターのほかに、新しい技術としてLATM（Limited Angle Torque Motor）を出展し、ブースでデモンストレーションをご覧いただけます。
ユニークな磁気回路設計から生まれた回転往復運動アクチュエーターで、車載グレードに対応する高信頼・堅牢性を実現した当社のLATMは、LiDARのミラー角度を高速・高精度で制御することが可能です。